食雑誌『dancyu』がプロデュースした東京駅構内の飲食店「dancyu食堂」は、クライアントの食材や商材を使ったオリジナルメニューを開発・提供することで、その認知度やブランド価値を高める事業を展開しています。その一環として、2023年6月26日から7月9日までの2週間、アラスカ産シーフードを使った定食や料理を提供し、大きな反響を得ました。

アラスカの豊かな海で育った天然魚のおいしさを実感してもらう。そして、アラスカが、漁獲量を厳しく管理し、生態系へ悪影響を与える可能性を徹底的に排除したサステナブルな漁業を実践していることを知ってもらう。アラスカシーフードマーケティング協会がdancyu食堂に期待したのはこの2点でした。

料理を通じてサステナブルなアラスカ漁業を伝える

これらのご要望に対し、天然ならでは素材を生かした定食メニューの開発で応えました。定食の主役に据えたのはアラスカ産銀だらです。銀だらといえば、煮つけや西京漬けなどで食べることの多い魚ですが、dancyu食堂ではカラッと揚げて、長ねぎと生姜の香りをきかせた油淋鶏ソースをからませました。

油淋鶏だれが食欲をそそるアラスカ産銀だらの竜田揚げ定食
油淋鶏ソースが食欲をそそるアラスカ産銀だらの竜田揚げ定食

メニュー開発を主導した「dancyu食堂」の松浦寛大・料理長は、「酸味と辛みをきかせて蒸し暑い季節に食欲をかき立てる料理にしたいと思いました。その点、アラスカ産銀だらは水温の低い海で育つためピュアな味わいで脂がしっかり乗り、強めの味付けの油淋鶏ソースの味をしっかり受け止めてくれました」と説明します。

定食に付く小鉢の「新れんこんのたらこ和え」にはアラスカ産スケソウダラの卵を原料に使用したたらこ。しゃきしゃきの新れんこんと粒立ちの良いたらこが抜群の相性で、絶妙な食感のハーモニーを奏でました。小皿の「蒲鉾」には同じくスケソウダラのすり身を使用。プリッとした弾力と、最高級グレードのすり身の深い味わいを伝えました。

食感が楽しい「新れんこんのたらこ和え」
プレミアムグレードのアラスカ産スケソウダラすり身を使った「蒲鉾」
食感が楽しい「新れんこんのたらこ和え」とプレミアムグレードのアラスカ産スケソウダラすり身を使った「蒲鉾」

こうして完成した「アラスカ産銀だらの竜田揚げ定食(税込み1,380円)」への反響は大きく、1日20食の限定販売は、連日ランチタイムには売り切れました。メインのおかずである「アラスカ産銀だらの竜田揚げ(同680円)」と小鉢の「新れんこんのたらこ和え(同480円)」は単品でも提供したため、夕方以降は、単品料理にご飯と味噌汁を組み合わせて注文し、“定食仕立て”で楽しむお客さまも多くいました。料理を楽しんだお客さまからは「脂の乗った銀だらとソースがよく絡んで、ご飯が進みすぎる」「彩りが美しく、魚のいろんな味わいを楽しめるのがいい」といった声が聞かれました。

フェアメニューは店頭のデジタルサイネージや卓上POPを使いお客さまにアピール
フェアメニューは店頭のデジタルサイネージや卓上POPを使いお客さまにアピール
食堂のレシピを公開して購入促進に

これらの料理は、dancyuWEBタイアップ記事でも紹介。「アラスカ産銀だらの竜田揚げ」は家庭でもつくれるようにレシピを紹介しました。小皿で提供した「蒲鉾」はそのおいしさの理由と製造元「河内屋」のECサイトを紹介しました。

「dancyu食堂」は今後も、食材の実力を十分に引き出す料理の提供を通じて、貴社商品の魅力を発信していきます。ブランド力強化や販売促進にご活用ください。