個々が秘める興味や可能性を引き出す教育

英語4技能をバランスよく磨くプログラムと海外留学制度を揃えた「グローバル教育」、学園内3大学(大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学)との連携の下で展開する「キャリアデザイン教育」、大学・企業とのコラボレーションや探究活動などに取り組む「イノベーション教育」を、学びの3本柱として掲げる常翔啓光学園中学校・高等学校。

山田長正校長
from the School
山田長正校長
2050年の世界で活躍するための幅広い力を養う教育を、これまで以上に輝けるものに!

根底にあるのは、「自分の将来や進路を見つめ、今、何をすべきかを考えてほしい」という強い思い。特に「イノベーション教育」は、3年前に立ち上げた専門チームが中心となり、プログラムを年々バージョンアップさせている。中1のNIE(Newspaper in Education)教育では「100年後に残したい記事」をテーマにポスターを作製。中2はクエストカップに参加。全国大会でグランプリに輝いた実績を持ち、2025年度も全国大会に出場。中3は個々のテーマで卒業研究を進め、コミュニケーション発表会では、大人も舌を巻くようなプレゼンテーションを披露する。

これら従来の取り組みに加え、近年は高校で行ってきた大学教員によるDX講座を、中学生でも展開。中1からプログラミングスキルの習得や、CADと3Dプリンターを用いたものづくりに取り組む。「これからの社会では幅広い知識やスキルが求められます。何事にも思い切って挑戦できる低学年のときにこそ、文系理系にかかわらず広く学んでほしい」と山田長正校長。中2以降もDX講座を広げる予定で、「DX推進台湾研修」で学んだ学年混合チームは、同校に2体ある人型ロボットを活用した新入生向け学校紹介プログラムをつくり上げた。26年度から週5日制となるが、希望者向けの土曜日講座にもDX講座を組み込む予定だ。

「上級生が下級生に教える文化」も同校の特徴の一つ。中1の4月に行うオリエンテーションをはじめ、学校生活の随所で3学年縦割り班による活動があり、集大成が中学体育祭の伝統種目である3学年合同の「啓中ソーラン」。外部講師から手ほどきを受けた中3がリーダーを務め、下級生を指導する。「自然と主体性や責任感が芽生え、見違えるほどの成長を見せてくれます。教員が教えられることは限られている。自ら成長し、教員を超えていってほしい」と語る山田校長。個々が「やりたいこと」を追求した結果ともいえる多様な大学進学実績は、同校の教育の賜物だろう。

中学3年間の集大成ともいえる卒業研究を発表する「コミュニケーション発表会」は、保護者も聞きに来る。
中学3年間の集大成ともいえる卒業研究を発表する「コミュニケーション発表会」は、保護者も聞きに来る。
異年齢教育も同校の特徴。中学に入学後、6~7名の縦割りのグループがつくられる。体育祭の「啓中ソーラン」がその集大成だ。
異年齢教育も同校の特徴。中学に入学後、6~7名の縦割りのグループがつくられる。体育祭の「啓中ソーラン」がその集大成だ。
中学生向けのプログラミング講座。理系人材の育成を狙う。
中学生向けのプログラミング講座。理系人材の育成を狙う。
人型ロボット「ペッパーくん」をプログラミングする。
人型ロボット「ペッパーくん」をプログラミングする。
※ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し当校が独自に実施しています。「Pepper」はソフトバンクロボティクスの登録商標です。
学園内大学での中大連携プログラム。
学園内大学での中大連携プログラム。
①中1は汎用旋盤を使って金属を削り、逆立ちゴマを作るものづくり体験。このほかにも8つの班があり、電子楽器や食卓食器(陶芸)なども作る(大阪工業大学)。
②中2は薬学部で葛根湯作りにチャレンジ。自然の力を活かす生薬の基礎知識や効能などについて知るとともに、薬学への関心を引き出す(広島国際大学)。
③中3はストローを使って頑丈な建物の模型を作るワークショップ。生徒たちはストローと厚紙を使って柱を立てたり、斜めに補強を入れたりと、自由な発想で取り組んだ(摂南大学)。
School Data

〒573-1197 大阪府枚方市禁野本町1-13-21
☎072-848-0521
https://www.keiko.josho.ac.jp/
●創立 1957年(中学校)
●交通
京阪本線、京阪交野線「枚方市」駅から徒歩約13分
京阪交野線「宮之阪」駅から徒歩約7分 「枚方市」駅からバス「中宮住宅前」下車、徒歩約5分

コアネットの目

幅広いリアルな体験と信頼で広がる学びの世界▶入学後の満足度が非常に高い同校。畑や田んぼ、クライミングウォールなど、他校ではなかなかないリアルな教材や、学園内の連携を生かした大学や企業とのキャリア教育に注目が集まるが、満足度を支える背景は、信頼できる教員との絆にある。生徒たちの成長へ、教員自身が成長することで貢献する。教員と生徒の信頼関係を、説明会で実際に感じていただきたい。