「暗いところで本を読むと目が悪くなるよ」「テレビからもっと離れなさい」。そんなふうに子どもの頃、よく親から注意されたものだ。いまの親も同様に、デジタル機器を使いこなす子どもたちの目の心配をしている。長時間にわたってゲームや動画に夢中になっていると「いいかげんにやめなさい」と注意するものの、いまやデジタル機器は勉強にも欠かせないツールとなっているため、親としては悩ましいところだ。このような時代を生きる子どもたちの目を守るために、親が知っておくべきことは何だろう。ロート製薬株式会社で目薬の開発に携わる、堀田敏行さんに話を聞いた。
堀田敏行さん
ロート製薬株式会社 アイケア製品開発部
堀田敏行さん

タブレットやスマホで目を酷使する子どもたち

――親世代が子どもだった時代と比べ、子どもたちの目を取り巻く環境は変化しているのでしょうか?

いまの親世代が子どもだった時代と大きく異なるのは、タブレットやスマートフォンなどのデジタル機器が劇的に普及したことです。いまや小学生の91%が学校や家庭でデジタル機器を日常的に使用しており、1日の平均利用時間は3時間43分と年々増加しています(※1)。そうした中、子どもがデジタル機器を利用するとき、画面を近くで見てしまうことが問題となっています。画面に近いと視線が動かず、どうしても瞬きの回数が減る。そのため目が乾燥しがちになるんですね。目の乾燥は炎症につながり、さまざまなリスクを高めるので要注意です。

一般的に目を酷使することは、近視につながるとされています。近業作業の増加、屋外活動の減少が近視進行につながると考えられており(※2)、また単に「目が悪くなる」だけでなく、進行すると将来的に緑内障などの眼疾患リスクを高めることもわかっています(※3)。それに目の酷使で疲れ目をおぼえると、文字がかすれて見えるため集中力や情報処理能力も低下して、子どもたちにとって大事な学びの妨げにもなってしまうんですね。

――子どもが目を酷使しないよう、具体的にはどのような対策がありますか?

まずはタブレットの画面を近くで見ないことが大切です。タブレットを利用するときは目から30cm以上の距離を離すことが推奨されていますが、大人と比べて子どもの腕は短いためなかなかそれができません。小学1年生の腕の長さは46cm〜48cmといわれています。腕を半分に折ってタブレットを持つと、目との距離は20cm程度になってしまうんですね。タブレットスタンドを使うなどして30cm以上の距離を保てるよう、親が対策を講じてあげてほしいですね。ほかにもタブレットやスマホの使用時間を決める、休憩をはさむ、電車や車ではデジタル機器を使わず車窓から遠くを見るなど、「目の健康寿命」のためにできることはたくさんありますよ。

――「目の健康寿命」とは何でしょう?

人生100年時代といわれていますが、目の健康寿命は100年も持たないと考えられています。若いうちは実感しにくいかもしれませんが、40歳を過ぎると体力が衰えるのと同じように、だんだん目も衰えてきます。寿命が延びたいまだからこそ、少しでも長く目の健康を維持するため、子どもの頃から目の健康寿命を意識することが大切です。

虫歯にならないように誰もが歯みがきを習慣化して歯のケアを心掛けていますが、目のケアに関してはどうでしょう。当社と愛知県大府市が行った共同調査(※4)によると、保護者の約9割が日常的な対策をしたいと考えているものの、子どものために目のケアを実行している家庭は約5割にとどまっています。保護者の関心の高さがうかがえる一方で、具体的な行動に移すことの難しさが明らかになりました。

人が得る情報の8割は視覚からといわれています。できるだけ長く目の健康寿命を延ばすため、ぜひ親子で目のケアの習慣化を心掛けてほしいと思います。

――とくに子育て世代が注意すべきことを教えてください。

子ども自身が、目の疲れに気付いていないことがあります。タブレットを利用しているときに目を酷使していないか、適度な距離を保てているかなど、子どもの様子を見守ってください。また、目の疲れや見えづらさを意識している子どもが、それを親に伝えないケースもあります。ゲームや動画を禁止されるのではないか、と考えるからです。そうしたことが起こらないよう、普段から目の健康の大切さを話し合い、親子間で何でも話せる関係を築いてほしいですね。

(※1)こども家庭庁「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」
https://www.cfa.go.jp/policies/youth-kankyou/internet_research/results-etc/r06
(※2)「日本眼光学学会 ジャーナル」2022年43巻1号P1‐7(国や公的機関から認定を受けているものではありません)
(※3)公益社団法人 日本眼科医会
https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html
(※4)ロート製薬株式会社「愛知県大府市で小児近視の実態を調査。保護者の約9割が対策意向も、実行は約5割」
https://www.rohto.co.jp/research/researchnews/technologyrelease/2026/0327_01

デジタルストレスなどによる子どもの疲れ目に!

タブレットなどを使いすぎる「デジタルストレス」により疲れ目を感じたら、視る力回復サポート処方の「ロートアイビジョン」がおすすめだ。ロート製薬独自の「BTA処方(ベルベリン塩化物水和物・タウリン・アズレンスルホン酸ナトリウム水和物)」により、デジタルデバイス使用時に起こりやすい目表面の炎症症状を多角的にケア。さらにネオスチグミンメチル硫酸塩がピント調節筋の疲労にアプローチし、疲れ目を癒やす。しみない差し心地で防腐剤無添加(※5)、子どもにも使いやすそうだ。疲れた目をすぐケアできるよう、リビングに常備しておきたい。

目薬パッケージ
目薬

販売名:ロートアイビジョン
分類:第3類医薬品

(※5)防腐剤(ベンザルコニウム塩化物、パラベン)を配合していません。

・「アイビジョン」はロート製薬株式会社の登録商標です。
・「BTA」はロート製薬株式会社の登録商標です。

〈お問い合わせ〉
ロート製薬(ロゴ)
ロート製薬コミュニケーションコール
TEL:0120‐610‐755
https://jp.rohto.com/support/