高田 裕美(たかた・ゆみ)

高田 裕美
書体デザイナー
女子美術大学短期大学グラフィックデザイン科卒業後、ビットマップフォントの草分けである林隆男氏が創立したタイプバンクに入社。書体デザイナーとして「TBUD書体シリーズ」「UDデジタル教科書体」などをはじめ、様々な分野のフォントの企画・制作を手掛ける。32年間のフォントデザイナーの経験を活かし、2017年モリサワ社に吸収合併後、書体の重要性や役割を普及すべく、教育現場と共にUDフォントを活用した教材配信、講演やワークショップ、教育系の雑誌や学会誌への執筆、取材対応など広く活動中。2023年に初の著書『奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語』を時事通信社より出版。