2013年1月22日(火)

「美容にこだわる男が急増中!」ヒット商品ベスト10

PRESIDENT 2012年12月17日号

著者
藤村 岳 ふじむら・がく
男性美容研究家

藤村 岳1973年、東京都生まれ。シェービングを中心に据えた独自の男性美容を打ち立てる。男性美容のパイオニアとして活動中。カウンセリングも行う。

男性美容研究家 藤村 岳 構成=大高志帆 写真=市来朋久
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マイナスをゼロまで引き上げる美容

男性美容研究家 藤村 岳 
1973年、東京都生まれ。シェービングを中心に据えた独自の男性美容を打ち立てる。男性美容のパイオニアとして活動中。カウンセリングも行う。

ここ数年、美容、特にスキンケアに気を使う男性が増えています。とりわけ20代以下の多くの男性にとって、スキンケアはすでに日常になっているといってもいいでしょう。女性と同じレベルとまでは言いませんが、彼らは歯磨きをするように自然に化粧水をつけ、クリームを塗っているのです。

20代以下の男性へのスキンケア習慣の浸透に対し、40代以上の男性の中でスキンケア習慣があるのは、「他人から見られている」という意識の高い、一部の人に限られます。それは、高度経済成長期における「身なりに構わず働くのが男らしい」という感覚が、まだこの世代では信じられているからでしょう。しかし、かつての働く男像はすでに過去のもの。今は、ビジネススキルに見た目がともなわないと、「身なりに構う余裕もないの?」と評価が下がる時代。部下や同僚はもとより、上司にも女性が増えた現状を鑑みれば、これは当然の流れでしょう。過去にしがみついて新しい価値観=スキンケア習慣をとり入れずにいると、知らないうちに相手に悪い印象を与えてしまい、ビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。デキる男は、もうはじめているのです。

とはいえ、男性の美容は女性のそれとはいささか目指すところが違います。女性の美容が自分の見た目をプラスに見せるためのものだとしたら、男性の美容は今あるマイナスポイントをゼロまで引き上げるためのもの。ニキビで肌があれているのなら治し、肌が脂ぎっているなら抑える。相手に与える不快感をなくし、自分も心地よく過ごすためのものなのです。「美容」ではなく「身だしなみ」と考えれば、抵抗なく受け入れられるのではないでしょうか。

「スキンケアなんて考えたこともない」という人も、心配する必要はありません。どんな男性もひげ剃りはするのですから、その前後に正しい洗顔や化粧水の習慣を組み込めばいいのです。ルーティンに落とし込むことができれば、スキンケアに割く時間はほんの数分。慣れれば面倒だと思うことすらないはずです。

写真では、初級、中級、上級と、レベル別におすすめの美容法を紹介しています。予備知識のない男性のためにアイテムもあわせてご紹介しますが、わからないことがあれば奥様や彼女に相談してもいいでしょう。美容に関しては、どんな女性も大先輩。きっとよいアドバイスを与えてくれると思いますよ。

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