人間関係の悩みがゼロになった

アドラー心理学で付き合う人を変えていき、もとからある人付き合いの関係性も良好になってくると、私は人間関係で悩むことがほとんどなくなりました。

もちろん、自分が夢を語ったときに、「そんなの無理だよ」とネガティブな言葉を発してやる気をそいでくるような人もいますし、SNSで顔が見えないのをいいことに誹謗ひぼう中傷するような人はあらわれますが、自分の人生が充実してくると、そんな人に構っている暇すらなくなります。

無条件の尊敬と信頼が大切

アドラー心理学では「勇気づけ」という技法があります。

勇気とは「困難を克服する活力」のこと。

切磋琢磨せっさたくまできる仲間がいることもありがたいことですが、「あなたならできる」と勇気づけし合える仲間がいることも私の成長には不可欠だと感じています。

感謝してもらいたければ、自分から感謝すること。

優しく接してほしければ、その人に自分から優しく接することが大切です。

手の重ねて団結するチーム
写真=iStock.com/scyther5
※写真はイメージです

アドラー心理学の「勇気づけ」では、無条件の尊敬と信頼が大切だとされています。

「信用するのではなく、信頼するのだ。
信頼とは裏付けも担保もなく相手を信じること。
裏切られる可能性があっても相手を信じるのである」

これもアドラーの言葉です。

信用というのは条件つきで相手を信じること。

銀行がお金を貸してくれるのは、過去の実績や何かを担保とした条件つきのものなのでいわゆる信用です。

人間関係で言い換えれば、「○○してくれるから」「実績があるから」ということで生じるのが信用ですが、これは、実績がなくなったときには前提条件がなくなり、関係性が続かなくなるため、アドラーの推奨する信頼ではありません。

応援し合える人というのは「信用」よりも「信頼」できる人のほうがいいと私は考えます。

なぜなら前提条件がない関係なので、どんなに困ったときにも助けてもらえるからです。