人生のチャンスを掴むには何をすればいいか。韓国の弁護士YouTuber・キム・ユジンさんは「明け方は夢を叶えようと努力できる人生のボーナスタイムだ。私は朝4時30分に起きて有名人や尊敬する人にメールして人生を前進させることができた」という――。

※本稿は、キム・ユジン(著)、小笠原藤子(訳)『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(文響社)の一部を再編集したものです。

スマートフォンとラップトップコンピュータを使用するビジネスマン
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明け方を、会ってみたい有名人や尊敬する人々に連絡する時間に

朝4時30分に起きるだけで、私の人生は変わった。

単に夜できることを早朝に片付けられるからではない。私は睡眠中に夢を見るのではなく、明け方に起きて夢を叶えようと努力できるようになったのだ。

夢に一歩近づくさまざまな方法のうちの1つは、私が進みたい道をすでに歩む人々と、直接やりとりすることにある。

こうすることにより、目標に到達することに必要な実質的なアドバイスだけでなく、彼らのようになるには、絶えず努力しなければならないという前向きな心の刺激をもらえるのだ。

ただ、その人たちの多くは私を知るはずもなく、まずこちらから連絡しなければならない。

もともと会ってみたい有名人や尊敬する人々に、やみくもに連絡をする。特に米国のロースクール時代、一週間に2日程度、普段から興味を持っていた人々にメールを送った。

その相手は主に尊敬する法曹界の人、いつか会ってみたいと思う弁護士たちだった。公開されているメールアドレスが見当たらない場合は、直接手紙を送ったりもした。

初めは、こんな行為が失礼にあたらないか、私が彼らと比較してあまりにも劣りはしないだろうかと心配した。しかし私は学生であり世間知らずなのは明らかで、先方が多忙であれば勝手にメールを無視するだけだから余計な心配だった。