高潔で熱意のある「教育係」を見つけ出すのは難しい

悠仁さんは、自宅に招く個人的に親しいご学友が見当たらない。そのため職員が遊び相手になるというのだが、

「トランプなどカードゲームのお相手を務めるのですが、悠仁さまは負けると途端にご機嫌を損ねられ、感情を露わになさいます。そのために職員は、わざと負けて差し上げることもあるというのです」(同)

小さな勝ち負けにこだわるのは、将来のお世継ぎに相応しくない。もっと、大所高所から帝王学を学ばせるべきではないか。そういいたいのであろう。

今上天皇は、昭和天皇と皇后のたっての願いで、英語を教える外国人として、エリザベス・ヴァイニング婦人をアメリカから招いた。また慶應義塾大学の塾長を務めた小泉信三が、東宮御教育常時参与という教育係を務めた。

そういう高潔で熱意のある人間が、悠仁さんの教育係にも必要だというのは、私にもわかる。だが今の時代、彼らのような人物を見つけ出すのは容易ではないだろう。

「佳子さまの意見が、紀子さまに遮られることは最早ない」

長女の眞子さんは、小室圭さんとのことが表沙汰になる前は、両親とは仲が良かったという報道が多かったが、次女の佳子さんと両親との確執は、佳子さんが子どものころからあったといわれる。

佳子さんは、父親から手をあげられることもあったといい、弟には手をあげないのに、なぜ私にばかりと、憤懣を抱えていたと女性誌などが報じた。母親・紀子さんとは、大学でダンスをしたいという佳子さんの願いを、「皇族にはふさわしくない」という理由で快く思わず、対立関係が続いているというのである。

「佳子さまのICU時代ですが、お二人が一緒にいらっしゃった時に、紀子さまが隣の佳子さまに何か話しかけると、『話しかけないで!』とピシャリと反抗されたそうです」(宮内庁関係者)と、週刊文春(4/11号)が報じている。

また、「秋篠宮家の中で、最もご自分の意思を通されるのは、佳子さま。その次に眞子さま、秋篠宮さまという順。佳子さまの意見が、紀子さまに遮られることは最早ほとんどありません」(同)

家の中には冷たい風が吹き、家族の心はバラバラになっているというのである。