平社員が社内変革を起こしたいと思ったらどうすべきでしょうか。


 

そんなことはできません。というより、そんなことをしようとしたら、ほぼ間違いなく痛い目にあうでしょう。

昨今、ほとんどの組織が絶え間ない変革の必要性を理解しています。自分たちのやり方を絶えず改善していかなければ、激しい競争の中で負けてしまうという事実を受け入れています。さらに、社員は概して変革に抵抗するもので、熱烈な変革推進者が大きなかけ声で彼らを変革へと追い立てなければならないということも理解しています。

しかし、そのかけ声が、何の苦労もしたことのない若手社員の口から出てくることを望んでいる企業はまずありません。

そのため、ほとんどの企業で、変革はトップによって、でなければ少なくとも何年もすばらしい実績をあげて昇進してきた中間管理職によって先導されます。

ですから、ご自分の組織を変えたいと思っているのなら、その人たちの指揮に従ってください。個人としての仕事については、単に成果をあげるだけではいけません。期待以上の成果をあげてください。あなたに期待されていることを達成し、さらにそれ以上を達成してください。上司がより優秀とみなされ、上司の仕事がよりやりやすくなり、チーム全体のパフォーマンスがますます高く評価されるようにするために、懸命に仕事をしてください。

少し時間がかかるかもしれませんが、やがてはその見返りとして、あなた自身のチームを指揮できるようになるでしょう。そのときがくれば、そのチームをあなたが考えている会社全体の変革のモデルにすることができます。そしてその努力が成功したら、やがてはあなたが強く望んでいる大規模な変革キャンペーンを先導するために必要な敬意と権威とより高位のポジションを勝ち取ることができるでしょう。

もし、「しっかり仕事をして時を待つ」というこの回答に失望されたとしたら、その場合は転職が必要かもしれません。今度は、ボトムアップでつくり変えたくなるような会社ではなく、現状のままで好きになれる会社を選んでください。