2016年3月1日(火)

「嫌われたくない」……デキる人ほど「自滅」する9パターン

得する習慣、損する習慣【43】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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有能な人ほど自分を責めてツブす

私は経営者やビジネスパーソンにマンツーマンで習慣化のご相談を受けています。また、習慣化専門学校(1年間のカリキュラム)を設立し、生徒の皆さんに「人生を変える」技術を伝授しています。有能で意識の高い方々が集まる学校で、私のライフワークとなっています。

ご相談や学校での共通したテーマは、「習慣化を通じて自分を変える」ということです。そのためには、まず自分を根底で動かしている「思い込み」に気づくことが重要なテーマです。

「つい自分を責めてしまう」「ついやってしまう」「わかっているのにやめられない」という行動や感情の正体は、次の9つの代表的なビリーフ(思い込み、固定概念)が根底にあります。

これらのうち、どのビリーフが作動しているか深く認識しておくと、自己コントロールをしやすくなります。

それでは、9つをご紹介します。

1. 私は愛されない

例としては、「本当の自分を見せると愛されない」「私は仲間はずれにされる」ということです。「両親は私を愛してない」というビリーフも含まれます。こうした事例はやや極端に感じるかもしれませんが、心の奥底で、こんなふうに自分を卑下したり、愛され経験のなさを訴えたりする人は少なくないのです。

2. 私は劣っている

このビリーフは、他人との比較によって生まれます。人と比較すると優劣が生まれます。幼少期に優れた兄弟姉妹がいて、本人が何かをきっかけにして劣等感を抱くときにでき上がるものです。例としては、「私は姉に比べて能力が低い」が転じて、会社内で「自分は能力が低い」「自分は劣っている」とどんどん一般化されていってしまうのが特徴です。

3. 私は無力である

幼少期に自分は「大きな力」に勝てないと思った人は無力感を感じ続けることがあります。大きな力とは、親や学校の先生、兄弟の能力など様々です。例えば、優秀なお兄ちゃんと比較されることで、そんな無力感を感じてしまうことも含まれます。

思い込みの例としては、「私は何をやってもうまくいかない」「私にはこんなこととてもできない」「どうせ頑張っても報われない」ということで、「自信がない」という言葉も無力感から生まれます。

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