2015年10月10日(土)

ハッピーを引き寄せる「凄みある女」の共通点5

プレジデント探検隊【17】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
鳥居 りんこ 

エッセイスト、教育・子育てアドバイザー、受験カウンセラー。執筆、講演活動を軸に悩める母たちを応援している。著作としては「偏差値30からの中学受験シリーズ」(学研)、「ノープロブレム 答えのない子育て」(学研)、「主婦が仕事を探すということ」(東洋経済新報社 共著)などがある。最新刊は「鳥居りんこの親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ」(ダイヤモンド社)。ブログは「湘南オバちゃんクラブ」「Facebook 鳥居りんこ」。

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鳥居りんこ=文
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男が一目置く「凄みある女」とは?

以前に書いた「男が全力で逃げる妻・OLの生態と口癖5」(http://president.jp/articles/-/15668)というコラムは、私の独断と偏見で「幸せになれない女」の特徴を5項目に分類して綴ったものだ。

多くの読者からご意見をいただいたが、その中には「じゃあ、逆にどんな女が幸せになんのよ!?」というものも少なくなかった。そこで今回は、あまたの家庭の内情を“観察”してきた経験を生かし「なぜか幸せになる女」が持つ感性や習慣を解説してみたい。

(1)男を泳がす

これは、幸せが全力で逃げて行く女の特徴である「なんでなんで、どうしてどうして」と男を詰問し、追い詰めていく女とは正反対の人だ。ただし、男を「泳がすことができる」とは、男を自由勝手に振る舞わせて、女は我慢しなさいという意味ではない。

男に対して圧倒的な余裕を持つという意味である。

ある女は夫が朝帰りした時、一切問い詰めなかったそうだ。

「おかえりなさい。ご無事でなにより」

自然な微笑みでさっぱり対応した。

男は一瞬「ラッキー!」と胸をなで下ろしたが、時間がたつとともに「なぜ、妻は怒ったり文句を言ったりしなかったのか」と気になってきた。

「妻はもう自分に興味がないのか?」
「ひょっとして、自分以外に妻に好きな人ができたのでは?」

そんな疑いすら持つようになったそうだ。つまり、ふだんはほぼ意識しない妻の中の「女」の部分が気になり始めたわけである。

男が浮気をした時、夫を浮気相手から奪還するのか、もしくは見切りをつけて捨てるのか、その選択権と主導権は女が持つ。それを男もわかっているはずだ。

だから、午前さまでも何も言わない、といったでんと構えた女に、男はどこかで引け目のようなものを感じてしまう。仮に、浮気など後ろめたいことをしていなかったとしても、目には見えない家庭内の力関係では、完全な敗者となった気がする。

こういう腹のすわったタイプの女は時に「占い師」のような役目もこなすことができる。

例えば、仕事上のことで男が真剣にAという道とBという道で迷っているならば、その時にさわやか、かつ、きっぱりと「B! あなたはBに行きなさい」と天命を告げるかのように言い切れる女がいる。

もちろん、仕事の細かい内容など知らない。でも、男の本質を知り抜いているので、どちらに進むのがいいかピンとくるというのだ。

普段は自由に泳がせておいてくれるのに、自分の一大事という時には一番近くで、しっかりと「お告げ」を言い渡してくれる女がそばにいると、めきめきと「面構え」の良い男に成長する。

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