2015年5月19日(火)

朝型人間vs夜型人間! 人生の損得比べ

PRESIDENT 2013年7月29日号

プレジデント編集部=文
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「早起きは健康にいい」「仕事がはかどる」というのはよく言われることだ。しかし、本当にそうなのだろうか。朝早く起きれば、夜はその分早く眠くなるのだから、朝型であろうが、夜型であろうが、実質的な差はないようにも思える。

体質もあるだろう。「私は朝型」あるいは「夜型」という自己認識を持つ人は多い。それが正しければ、夜型の人が無理に朝型に変えるのは、意味がないことになる。

読者の方に「早起き」を提案するのであれば、「何となく良さそう」という以上の「証拠」が必要だ。そこでプレジデントでは今回、500人を対象とした調査を実施。朝起きることが、仕事や健康、プライベートにどのような影響を与えているかを分析した。

まず、「朝型」「夜型」であることと、年収の関係(グラフ)を見てみよう。年収が増えるにつれて、朝型である人の比率が上昇しているのがわかる。年収400万円未満では朝型人間が3割程度であるのに対し、年収900万円前後では5割近くが朝型。年収1400万円では6割以上が朝型という結果になった。

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年収が増えるにつれて、朝型人間が増える/貯金が多い人は夜型人間が少ない

貯金額の違いはもっと鮮明だ。貯金ほぼゼロ(100万円未満)層だと、朝型人間が約2割、夜型人間が約5割であるのに対し、貯金5000万円以上では、朝型が約4割、夜型が約2割と、ほぼその比率が逆転している。

つまり、朝型の人は夜型の人に比べて、平均的に「年収が高く、貯金も多い」のだ。

なおこの結果には、年齢が高い人ほど早起きの傾向があることも影響しているが、その影響を除いても、大きな傾向は変わらない。たとえば、40代に限定して比較した場合でも、年収600万円未満では朝型が3割であるのに対し、年収1000万~1400万円の層では朝型が6割近い。

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