戦後、企業が成長一辺倒だった時代が終わり、日本の経営者は何を軸にしていけばいいのか。経営者にリーダーシップは必要ですが、精神論だけでは継続的に収益は上げられません。本書はアメリカの主要大学のMBAでも使用されており、経営者が財務を担当役員任せにしないための座右の書です。企業財務の理論と実践がケーススタディとともにまとめられています。私はゴールドマン・サックスでの勤務を経て、香港の上場企業代表も務めました。現在も海外の投資家と話をする機会も多いのですが、海外で対等に伍していくには、本書にあるファイナンス理論が共通言語となります。世界にグローバル展開する経営者の羅針盤としてふさわしい本です。