東京ではOKのその話題、実はほかの地域では相手を怒らせてしまうことも……。
各県民の特性を知らずに発したそのひと言で、せっかくの商談が台なし……。
さらには、転勤先で寂しい思いをすることにもなりかねない。

歴史・性格を踏まえたNGワードを知ろう

(PIXTA=写真)

生まれ育った環境が違えば性格も変わるのは当然。とかく人の性格は、「生まれつき」といわれるが、その人格形成に育った「土地」が多大な影響を及ぼしていることは否めない。これが、よくいわれる「県民性」につながっている。山に囲まれた地域ならば、コツコツ地道な努力を惜しまない保守的で堅実な性格が育まれ、海沿いの地域であれば、広大な海を眺めながら夢を育むため、好奇心旺盛かつ、おおらかでおおざっぱな性格が多くなるという。

ビジネスマンであれば各地域の特性に合わせて付き合い方を変えることが、仕事を成功させるカギとなる。特に、出張や転勤に際して知っておかなければならないのは、その土地土地で言ってはならないNGワードの数々。

冗談の通じない県民性の地域で、初対面で冗談をかましてあえなく撃沈……さらに、のんびり屋が多い地域で相手を急かして嫌われてしまうなどなど。

また、郷土の慣習に無知であること、モノの呼称を間違えることも地雷原となり、たったひと言で相手を憤慨させる恐れもある。ひと度この地雷を踏めば、商談はおろか二度と相手にされないという事態にもなりかねないので注意が必要だ。

各地の性質を踏まえた「郷に入れば郷に従う会話」を徹底したい。