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役職別「着るべきスーツ」の価格帯一覧

おおまかに立場に沿ったスーツの価格をご提案しますと、新人は4万円、係長クラスまでは4万~10万円の間でご自身が投資できる額のスーツ、それ以上の中間管理職・部長は10万~25万、経営者・役員クラスは25万~が目安です。

ただし、高価格スーツは高品質の生地を使っているのでメンテナンスが大切。繊細な素材が使われていますから、移動が多いなどヘビーに動く職種の方は高価格スーツでないほうがかえっていい場合も多いでしょう。そこはケースバイケースでお選びいただくのが賢明です。

また、体形や雰囲気に合っていれば長期間にわたって古びないスーツもありますが、スーツのシルエットにも流行があります。総入れ替えする必要はありませんが、4~5年のサイクルで見なおしてみましょう。

ちょっとした違いで着心地も見栄えも変わるのがスーツ。予算に合わせてできるだけたくさん試着してください。セミオーダーもお勧めです。麻布テーラーでは4万円台からセミオーダーできます。最初から高いものと思い込まず、どんどん新しいものに挑戦してもらいたいですね。

試着のヒントをひとつ申し上げますと、若い店員さんに全部を任せないほうがいいでしょう。例外はありますが、若い方は感性で選びがちなので、アドバイス通りに選ぶと「無理をしている感」が出やすいです。

面倒かもしれませんが、スーツの試着も仕事のうちと考えて、いろいろなショップをまわり、予算内でご自身にもっとも似合うスーツに出合っていただきたいと思います。

ファッションレスキュー代表取締役、パーソナルスタイリスト
政近準子
(まさちか・じゅんこ)
1965年、広島県生まれ。アパレル企業にデザイナーとして勤務後、渡伊。2001年に日本初となる個人向けスタイリングサービス事業を始め、1万人以上の顧客を持つ。『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』ほか著書多数。