専業主婦世帯も通える「放課後子ども教室」

学童保育とは別に、主に学校の空き教室を借りて、「放課後子ども教室」という事業が行われている自治体も増えています。これは、共働き世帯の子どもに限らず、その学校に通う子どもが登録すれば通える子どもの遊び場。利用料は、年間500円程度の保険料負担のみという場合が多いよう。夏休みは、いろいろなイベントや行事などを行っているので、目当てのイベントに参加するのもいいでしょう。

この制度も自治体によって運営体制がまちまちで、毎日開所していない場合や、お昼は一度自宅に戻ってご飯を食べる体制になっている場合も。放課後子ども教室は、遊びたいときにだけ行ける児童館のような事業です。住んでいる自治体で実施していれば、登録して利用することができます。

高学年になったら、学習塾に通う子どもも増加

学童保育は、小学校3年生まで(自治体によっては6年生まで)という自治体も多く、4年生以降は学童保育には頼れなくなります。そうすると、放課後子ども教室や、塾・おけいこごとなどに通わせて日中をすごさせるという選択肢になりがち。

学校の宿題以外の学習もさせたいと思ったら、学力の充実を図るために通う塾があります。

学研教室の夏の特別教室は、算数・国語の2教科で、1回1時間程度の教室学習が9回と約1カ月分の家庭学習プリントで8230円(税込)。

テレビのCM「くもん、いくもん!」で知られているくもんの夏休み特別学習は、算数・国語・英語の3教科で、1教科6480円(税込)。1教科、週2日で1日あたり約30分。

これで少しはやる気を出して、勉強してくれるようになるでしょうか?