2014年7月5日(土)

海外での買い物、どの方法で支払うのが得か?

PRESIDENT 2014年7月14日号

著者
國場 弥生 
ファイナンシャル・プランナー

プラチナ・コンシェルジュ取締役。個人相談のほか書籍、雑誌でも執筆中。情報サイトAll Aboutのマネーガイドも務める。

ファイナンシャル・プランナー 國場弥生 構成=有山典子
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この夏、海外旅行を計画している人に、少しでも有利かつ便利に外貨を使うワザを紹介しよう。

まずはクレジットカードと現地通貨(キャッシュ)。どちらも日本円から外貨に両替する際に手数料がかかる。まずは、この2つの手数料を比べてみよう。

日本円を米ドルに両替する場合の手数料は、クレジットカードでは、カード会社の決める基準レートの1.63%程度(三井住友VISAカードの場合)。一方、キャッシュの場合は国内の金融機関の基準レートに1米ドルあたり3円程度が上乗せになる(2014年6月現在。以下同)。1米ドル=100円とすれば、キャッシュの手数料は3%程度になり、コスト面ではクレジットカードのほうがお得だ。

そこで、ホテルの支払いや買い物などまとまった金額の支払いにはクレジットカードを使い、タクシー代やチップ用にキャッシュを少し用意するのが基本。

クレジットカードは海外のATMでキャッシングすれば現地通貨の引き出しも可能。ただし、年率20%近い金利がかかることが多いので、帰国したらすぐに返済することが重要だ。

キャッシュは現地で両替すると割高になる場合もあるので、日本である程度は準備しておきたい。

国内で外貨に両替する窓口は銀行、両替商(金券ショップ)、一部のFX会社などで、手数料はそれぞれ異なる。また、同じ銀行でも一般店舗と外貨専門店舗で手数料が違うこともある。

たとえば日本円を米ドルに両替する場合、みずほ銀行では1米ドルあたりで一般の店舗で3円、外貨専門店舗で2.7円。

両替商は一般的に手数料が低めで、大黒屋の例では1米ドルあたり2.25円(店頭の場合)。

FX会社の手数料はさらに安く、たとえばマネーパートナーズでは1米ドルにつき0.2円程度。ただし、外貨を受け取るまでに8日~2週間かかり、受取手数料が500円かかる(通貨の種類、限度額、受付時間などの利用条件は会社により異なる)。

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