年収500万vs1500万の比較で、「文書力」の差が明らかになった。そこそこ社員は書くことに苦手意識をもつ一方、稼ぐ人はプレゼンのスライドはもちろん、年賀状もビジネスツールにしている。
調査概要/gooリサーチとの共同調査により、インターネットを通じてビジネスマン600人(年収1500万円以上:300人、年収500万円台:300人)より回答を得た。調査期間は2012年1月6~9日。

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図1

年収500万円台のそこそこ稼ぐビジネスマン(以下、そこそこ社員)には、「書くことが苦手」という人が多い。年収1500万円以上のハイパフォーマー(以下、稼ぐ人)では、苦手意識があると答えた人が36.4%なのに対して、そこそこ社員は58.3%に達する(図1)。書く力は稼ぐ力に直結していると言えそうだ。

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図2、3

重要視しているビジネス文書や得意な文書も両者でまるで違っている。そこそこ社員にとっては、“上”に報告するための文書が大事であり、稼ぐ人にとってはビジネスチャンスを掴むプレゼンのスライドが、一番の商売道具となる(図2、3)。

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図4~8

スライドのつくり方について、稼ぐ人の6割は図解を多用し、7割が入れ込む字数を意識していることがわかった(図4、5)。そして彼らの3割は、上司や先輩にスライドづくりのノウハウを叩き込まれた経験がある。対してそこそこ社員の面々は、この割合が2割に留まる(図6)。

最も身近なビジネス文書といえばメールである。しかし、年収にかかわらず7割近くが、メールのやりとりでイライラした経験があると答えている(図7)。なかでも多くの人がイラッときているのは「あまりにも長すぎる」(56.5%)メールで、続いて「関係のない資料までメーリングリストに流す」(40.7%)メールだ(図8)。ムダな文章、不要な送信は極力避けたい。