強靭な構造躯体が
ゆとりの大空間を実現

「xevoΣ」の住宅性能を支えるエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」は、同社の従来の耐力壁と比較して最大約2倍の強度を誇っている。また従来の60ミリ角のC形鋼から80ミリ角の角形鋼管柱を採用することで、強度をアップ。耐力壁と柱という構造躯体の強度がさらに高まったことにより、「xevoΣ」は壁や柱を最小限に抑えることができ、その結果、大空間のリビングスペース「グランリビング」が誕生した。

最高天井高2.72メートル、開口幅最大7.1メートルの大空間・大開口が可能となる「グランリビング」。外光がたっぷり降り注ぐその開放的な広さこそ、強靭な構造体だから叶えられたゆとりのスペースということができる。


天井高は最高2.72m、開口幅は最大7.1m。幅3.45mの窓を2枚連続配置することができる。

強靭な構造体のメリットは他にもある。間取りの自由度が高いため、将来の家族構成の変化に柔軟に対応でき、リフォームも容易となる。

「xevo」シリーズは基本性能として高断熱・高耐久・高遮音性を備えた「外張り断熱通気外壁」でも定評があるが、「xevoΣ」ではこれらの性能をさらにバージョンアップしている。

安全・安心を約束する先進の耐震性能と、広々としたゆとりの空間を提供するダイワハウスの最高グレードの住宅──それが「xevoΣ」なのである。

エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」
Σ形デバイスがしなやかに動き、地震エネルギーを吸収

鉄骨の柱に組み込まれるΣ形デバイスの断面図。

巨大地震が繰り返し襲っても、新築時の耐震性能を維持する「xevoΣ」を支えるのが、エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」。

そのコア技術として開発されたのが、鉄骨の柱の筋交い部分に設けたΣ形デバイスである。Σ形の独特の断面形状は、縦形や横形にない強さとしなやかさを兼ね備えている。地震の震動に合わせて上下動することで、地震エネルギーを効果的に吸収し、大地震にも連続して耐える粘り強さを発揮、柱や梁の損傷を防ぐ。結果、地震の揺れ幅を軽減し、建物の揺れを早く収束させることで、建物全体の損傷を最小限に抑えることができる。


地震や台風の揺れのエネルギーをΣ形デバイスの断面が上下に動き、吸収する。