昨年は景気の好転が見られたが、依然、将来への心配は尽きない。10年後も安定した暮らしができるようにいますべきことは何だろうか。

2013年は、ビジネスパーソンにとって希望の見えた1年だったのではないだろうか。

きっかけは2012年の政権交代だ。安倍晋三内閣が発足して、「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」という3本の矢からなるアベノミクスを発表。なかでもインパクトがあったのは金融政策だ。