自然災害に対するリスク管理が重視されるなか、「震災時も建物への影響がほとんどなかった」「揺れによる被害を受けず、すぐに通常操業を再開できた」──こうした声が立地企業から聞かれる産業用地。それが栃木県の鹿沼市と栃木市にまたがる「宇都宮西中核工業団地」だ。丘陵地帯を整備したこの団地は、強固な地盤を持ち、水はけが良いため水害にも強い。すでに多様な業種が進出を果たしている。

加えて、充実したインフラもこの団地の特徴だ。なかでも良質で豊富な工業用水は、際立った価値を提供している。1日4000立方メートルまでの供給能力を有し、上水道についても1日1000立方メートルまでの供給能力を備えている。これは製造業などにとって見逃せない要素であり、実際に食品関連産業も操業している。排水施設も完備しているので初期コストの面でも安心だ。

充実の道路網、多様な区画で
企業のニーズに応える

一方、立地選定の重要なポイントとなる交通アクセスについても、図のとおり、最寄りの北関東自動車道の都賀ICまでは約6キロ、8分ほどの距離。東北自動車道を使って東京方面、東北方面へ容易にアクセスできるだけでなく、重要港湾である常陸那珂港(茨城県)へもおよそ60分で到着する。

さらに関越自動車道を経由すれば、新潟県や石川県の港も利用可能。グローバルな物流を必要とする企業のニーズにもしっかり応えてくれる。

整備された高速道路網への好アクセスは、宇都宮西中核工業団地の大きな魅 力の一つ。北関東自動車道の都賀IC、東北自動車道の栃木IC、鹿沼ICを利用でき る。東日本の拠点を置くのにも最適の場所だ。

現在、「宇都宮西中核工業団地」は12区画を分譲中。約4000平方メートルから5万平方メートルという大小さまざまな区画が用意されているのも、進出を考える企業にとってはうれしいところだ。関東周辺で新たな用地を探している企業にとって、「東京から80キロ圏内」の同団地は、インフラの充実度からも十分検討に値する選択肢の1つとなるに違いない。