採用面接にはどんな準備をすればいいのか。就活ライターのトイアンナさんは「エントリーシートをもとに、事前に面接官のツッコミを想定するのが一番の対策だ。その際には“情緒不安定な恋人”からの質問だと思って考えてみるといい」という――。
※本稿は、トイアンナ『改訂版 確実内定 就職活動が面白いほどうまくいく』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
「面接官のツッコミ」をあらかじめ妄想しておく
ここでは実際の会話を書き起こす形で、よく出る質問への対策をお伝えします。原則として、面接ではどの企業でも、エントリーシート(ES)で出題された設問と同じ質問が問われます。したがってESで万全の対策をしてから提出していれば、そこまで困ることはありません。逆にESを適当に出してしまうと、面接で四苦八苦することになるでしょう。
あなたがしっかりと準備したESを提出できている場合、そのESをもとに、実際に面接で聞かれるであろう質問を想定しておきましょう。自分が提出したESを見直しながら「面接官ならどこを突っ込むだろうか?」と妄想しながら赤ペンで書き込んでいくのです。
■ESへ追記する妄想ツッコミの例:
・へえ、バイト頑張ったんだね。でもどうしてこんなに売上が落ちてたの?
・部活で金銭トラブルがあったと書いてあるけど、警察沙汰にしなかったのはなぜ?
・すごく多彩な活動をしてるけど、ここまで頑張ったのはなんで?
・へえ、バイト頑張ったんだね。でもどうしてこんなに売上が落ちてたの?
・部活で金銭トラブルがあったと書いてあるけど、警察沙汰にしなかったのはなぜ?
・すごく多彩な活動をしてるけど、ここまで頑張ったのはなんで?