「現状では納采の儀行えない」と朝日新聞が書いた

私は、小室圭さんと秋篠宮眞子さんの一人応援団だが、最近、再び激しくなってきている週刊誌を含めたメディアの無責任な報道には憤りさえ覚えている。圭さんが留学のため米国に発ち、眞子さんとの結婚問題は静かになると思っていたが、そうはならなかった。

火をつけたのは朝日新聞であった。

2018年8月07日、アメリカ・ニューヨークに留学するため、出発する小室圭さん。(写真=時事通信フォト)

8月7日に圭さんは、米NYのフォーダム大ロースクールに留学し、3年間の予定で弁護士資格取得を目指すために、成田空港から出発した。それを待っていたかのように、翌日(8月8日)の朝日は、「『現状では納采の儀行えない』秋篠宮ご夫妻、小室さんに」と報じたのである。

「秋篠宮家の長女眞子さま(26)との婚約が内定中の小室圭さん(26)と母親に対し、秋篠宮ご夫妻が『現在のままでは(皇族の正式な婚約にあたる)納采の儀は行えない』と伝えていたことがわかった。皇族として国民から広く祝福される状態にないと考えているためだといい、天皇、皇后両陛下にも報告したという」

記事を読む限り、秋篠宮から直接聞いた話なのか、秋篠宮家や宮内庁関係者からの伝聞なのか、情報源はわからないが、秋篠宮家か宮内庁のある種の了解がなくては出せない記事であろう。

「朝日のお墨付きが出た」と週刊誌が動き出した

小室圭さんが日本にいなくなったタイミングを狙って、こうした記事を“書かせる”というのは、私には“陰湿”なやり方に思えてならないが、秋篠宮夫妻の「現在の考え方」はこうなのだろう。

これによって、「朝日のお墨付きが出た」とばかりに、週刊誌が小室圭さんの動向を執拗に追い始めるのだ。

フォーダム大に入学し、授業料免除という特典を得られたのは、眞子さんの婚約者といい募ったからではないか。納采の儀を行っていないのだから、婚約者ではない。大学のウェブサイトに「圭は眞子さまの婚約者」と書いてあるのはおかしい。週刊誌がそう報じれば、呼応したように、宮内庁がそうした記述の取り消しを大学側に求めた。