-

スポーツカムとは、その名のとおり主にスポーツシーンでの利用を前提とした小型ビデオカメラだ。日本ではまだなじみが薄いが、海外ではアメリカを中心に近年、急速に市場が拡大している。
「世界的に見ると、2011 年の需要台数は220 万台。2012 年は450 万台を超え、2014 年には800 万台に達すると予想されます」(JVC ケンウッド調べ)というのはJVC ケンウッド、ホーム&モバイル事業グループ国内営業統括部イメージング部営業企画グループの佐藤克久さんだ。
日本の場合、ビデオカメラとは主に家庭用のものと捉えられ、映像を記録して残すためのツールと考えられている。だが、欧米では映像を他者に見てもらうため、つまり映像で自己を表現するためのツールとして一般に認知されている。
「それがビデオカメラの小型化、高性能化とあいまって、スポーツカムの需要を拡大させた」
と佐藤さんはいう。
さらに、YouTube やFacebook などSNS サイトの普及により、手軽により多くの人に映像を公開できるようになったことも、これを後押ししている。
わが国でもSNS 利用者は急増中だが、こうした背景から、従来の家庭用ビデオカメラから一歩踏み出し、楽しみ方に広がりを持たせたスポーツカムが、今後は需要を伸ばすだろうと同社は見ているのである。 


-

今年7月、ADIXXION という新ブランドで登場したスポーツカム「GC-XA1」。まず驚かされるのは、74mm( 幅)×53mm( 高さ)×35mm( 奥行) というそのサイズだ。側面は、名刺サイズより一回り小さく、手のひらにすっぽりと収まる。重さは付属バッテリー装着時でも126g。小型・軽量である。さらに、ポリゴン形状を採用し、全体はラバー仕上げ。
質感を高めるとともに、タフなスポーツギアとして細かな傷も気にすることなく使用できる。
そして、激しいスポーツユースに耐えられる、防水・耐衝撃・防塵・耐低温の4つのタフネス性能“QUAD-PROOF( クアッドプルーフ)” を搭載している。
防水性は、水深5mで30 分までの撮影が可能。対衝撃性は、2mの高さから厚さ5cm の合板に落とすテストをクリア。砂や土ぼこりをかぶっても影響を受けない防塵性を備え、気温-10℃でも撮影できる耐低温性を持つ。
画質はフルハイビジョンでの撮影が可能で、画角も最大有効耐角度152 度の広角撮影に対応。手ブレ補正機能もある。水・砂・振動・雪に強く、天候やシーズンを問わず、スピード感、臨場感のある映像を高画質で記録できるのだ。
さらにはWi-Fi 機能を搭載し、スマートフォンとの連携が可能なうえ、本機からWi-Fi接続でSNS サイトへ映像を直接アップロードすることもできる。
さて、これらの特長・機能をフルに活用することで、どのようなアクティビティが得られるのだろう。それを次に見てみよう。 













