Q. 20代の転職回数は何回までなら不利にならない?平均はどれくらい?
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ハッキリ言って、20代の転職回数は2回までなら不利に感じにくいね!ただ、3回以上でも、面接官への伝え方や事前準備を工夫すればネガティブに受け取られにくいケースもあるよ。(当アンケート結果より)

20代で転職を考えているものの、「転職回数が多いと不利になるのでは」と不安を感じている人は多い。

アンケート調査の結果、20代の転職回数は2回までであれば、選考で大きく不利になる可能性は低いと考えられる

本記事では、PRESIDENT Growth調査チームが2026年1月~2月に実施した20代転職経験者100人へのアンケート調査をもとに、転職回数の平均や、回数別の選考への影響、実際の面接エピソードを紹介する。

■アンケート調査の概要
調査主体 PRESIDENT Grow調査チーム
調査時期 2026年1月~2月
調査対象 20代で転職経験のある男女
有効回答数 100人
調査方法 クラウドワークスにおけるアンケート調査

目次

  1. 【アンケート結果】20代の転職回数の平均は約1.94回
  2. 20代の転職回数は2回までなら不利に感じにくい
  3. アンケート結果から見る「転職回数と不利さ」の関係
  4. 実際の面接では転職回数についてどれくらい聞かれるのか
  5. 【体験談】面接で評価されたケースと厳しく問われたケース
  6. 20代で転職歴が複数あっても内定が出た人の特徴
  7. 20代の転職回数に関するよくある質問

【アンケート結果】20代の転職回数の平均は約1.94回

PRESIDENT Growth調査チームのアンケート調査の結果、20代の転職回数の平均は約1.94回であった。最も多いのは転職回数1回で約半数を占め、次いで2回が約3割となった。

この結果から、20代の多くは1〜2回の転職に留まっており、3回以上の転職をしている人は全体の約2割に過ぎないことが分かる。

■20代の転職回数の分布(n=100)
転職回数 割合
1回 49.0%
2回 32.0%
3回 9.0%
4回 5.0%
5回以上 5.0%

アンケート結果を見ると、20代前半(20〜25歳)も後半(26〜29歳)も転職1回が最多である。ただし、転職回数3回以上の回答者は26歳以上に集中しており、年齢を重ねるほど転職機会が増える傾向がある。

■回答者の年齢分布(n=100)
年齢層 割合
20〜22歳 7.0%
23〜25歳 30.0%
26〜28歳 45.0%
29歳 18.0%

20代の転職回数は2回までなら不利に感じにくい

アンケート調査(n=100)によると、20代の転職回数は2回までであれば、選考で大きな不利を感じにくいことが分かった。

具体的には、転職回数1回の人の約8割、2回の人の約6割が「転職回数で不利を感じなかった」と回答している。一方、3回以上になると「不利に感じた」と回答する人の割合の方が多かった。

ただし、3回以上だからといって必ずしもネガティブに受け取られるわけではなく、「転職理由と説明力」で評価は分かれる。

アンケート結果から見る「転職回数と不利さ」の関係

転職回数が選考で不利に感じるかどうかは、回数によって大きく異なる。アンケートで「転職回数が不利になったと感じるか」を聞いた結果、転職回数が増えるほど「不利に感じた」と回答する割合が高くなる傾向が見られた。

■転職回数が不利になったと感じるか(全体・n=100)
感じ方 割合
まったく感じなかった 23.0%
あまり感じなかった 42.0%
少し感じた 29.0%
強く感じた 6.0%

転職回数1回:約8割が「不利を感じなかった」

転職回数1回の場合、約8割が「不利を感じなかった」と回答しており、選考上の大きなマイナスにはならないと考えられる。

■転職回数1回の「不利に感じたか」(n=49)
感じ方 割合
まったく感じなかった 34.7%
あまり感じなかった 44.9%
少し感じた 18.4%
強く感じた 2.0%
※小数点第2位以下は四捨五入

転職回数1回であれば、1度目の転職であることを前提に面接が進むため、転職理由をきちんと説明できれば問題ないケースがほとんどである。

転職回数2回:約6割が「不利を感じなかった」

転職回数2回になると、「不利を感じなかった」人は約6割に減少する。残り約4割は「少し不利を感じた」と回答している。

■転職回数2回の「不利に感じたか」(n=32)
感じ方 割合
まったく感じなかった 12.5%
あまり感じなかった 43.8%
少し感じた 43.8%
強く感じた 0%
※小数点第2位以下は四捨五入

転職2回の段階では「強く不利を感じた」人はいなかった。つまり、2回までなら対策次第で十分に乗り越えられるといえる。ただし、面接では「なぜ2回転職したのか」「定着してくれるか」といった質問が増える傾向がある。

転職回数3回以上:「不利に感じた」人が約6割

転職回数が3回以上になると、「不利に感じた」と回答する割合が大幅に増加する。

■転職回数3回以上の「不利に感じたか」(n=19)
感じ方 割合
まったく感じなかった 10.5%
あまり感じなかった 31.6%
少し感じた 31.6%
強く感じた 26.3%
※小数点第2位以下は四捨五入

3回の転職者9人のうち、半数以上が「不利に感じた」と回答、5回以上の転職者は全員が「不利に感じた」と回答している。一方、転職4回でも「不利に感じなかった」という人が5人中4人いることから、転職回数が多くても対策次第で乗り越えられる可能性はある。

ただし、転職回数が3回を超えると面接で厳しく問われる場面が増えるため、入念な準備が必要である。

実際の面接では転職回数についてどれくらい聞かれるのか

面接で転職回数について聞かれた頻度を調査した結果、約8割が転職回数を聞かれた経験があると回答した

■転職回数を聞かれた頻度(n=100)
頻度 割合
ほぼ毎回聞かれた 27.0%
ときどき聞かれた 30.0%
ほとんど聞かれなかった 25.0%
一度も聞かれなかった 18.0%

「ほぼ毎回聞かれた」が約3割で最多、「ときどき聞かれた」と合わせると約6割が転職回数について質問された経験がある。転職面接では転職理由を聞かれることを前提に準備しておくべきである。

【体験談】面接で評価されたケースと厳しく問われたケース

アンケートでは、面接時の体験談も多数寄せられた。転職回数を聞かれた頻度や、評価されたケース・厳しく問われたケースを紹介する。

【体験談】面接で評価されたケースと厳しく問われたケース

面接で評価されたケース

転職回数が多くても、面接でポジティブに評価されたケースがいくつか報告された。

口コミ

26〜28歳転職2回

「面接では『転職回数が多い理由』だけでなく、『その都度何を学び、次にどう活かしたか』を詳しく聞かれました。特に印象に残っているのは、『環境を変える判断ができるのは強みでもある』と言われたことです」

口コミ

26〜28歳転職2回

「単なる現状不満ではなく『前職で達成したこと』と『次の職場でしか実現できないこと』を具体的に繋げて話したところ、逆に『目的意識を持って行動できる』とポジティブに捉えてくれる企業もありました」

「環境を変える判断力」「目的意識」といった点が評価されるケースがある。転職回数の多さを「主体的なキャリア選択の結果」として伝えられると、プラスに働くことがある。

面接で厳しく問われたケース

一方で、転職回数について厳しく問われたケースも報告されている。

口コミ

26〜28歳転職2回

「面接では必ず『20代で2回の転職は多い印象だが、弊社でもすぐに辞めてしまわないか』と定着性を懸念する質問を受けました」

口コミ

26〜28歳転職4回

「職務経歴書で何回転職したかはわかるので、なぜ転職をしたのかしか聞かれなかったです。4回目の転職時は『複数回転職しているが長期で続ける意思はあるのか』と聞かれました」

口コミ

20〜22歳転職1回

「新卒で入社した会社は仕事量と給料が見合っていなく、給料を時給換算するとほぼ最低賃金以下でした。面接時に『ずっと頑張り続ければいつかは最低賃金以上もらえる日がくるだろうけどやりがいとかないの?』と聞かれたのが印象に残っています」

「定着性への懸念」「すぐ辞めないか」といった質問は頻出である。これらの質問に対しては、「次の会社で長く働きたい理由」「長期的なキャリアビジョン」を具体的に示すことが重要である。

20代で転職歴が複数あっても内定が出た人の特徴

アンケートの転職活動結果を見ると、約57%がスムーズに内定を獲得している。転職歴が複数あっても内定が出た人には、いくつかの共通点があった。

■転職活動の結果(n=100)
結果 割合
複数社から内定をもらえた 7.0%
比較的スムーズに内定が出た 52.0%
書類は通るが、面接で落ちることが多かった 29.0%
書類選考で落ちることが多かった 12.0%

転職理由に一貫性がある

内定を獲得した人の多くは、転職理由に一貫性があった。アンケートの面接エピソードでも、以下のような声があった。

口コミ

26〜28歳転職3回

「面接で印象に残っているのは、『なぜこれまでに3回転職しているのですか?』と率直に聞かれた場面です。少し厳しめのトーンでしたが、私は一貫して『営業として提案力を高められる環境を選んできた』と説明しました。1社目は基礎力、2社目は新規開拓、3社目はマネジメントと、目的を持って挑戦してきたことを具体例と数字を交えて話しました。すると面接官から『回数ではなく、軸があるかどうかですね』と言われ、自分のキャリアを正直に語る大切さを実感しました」

面接官は「なぜ転職を繰り返しているのか」「環境改善のために努力したか」を確認している。複数回の転職があっても、そこに一貫した軸(キャリアアップ、専門性の深化など)があれば、計画性があると評価されやすい。

転職理由を整理するポイント
  • 各転職に共通する「軸」を見つける(スキルアップ、専門性の深化など)
  • 「なぜその選択をしたのか」を論理的に説明できるようにする
  • 「同じ理由で辞めていない」ことを示す
  • ネガティブな理由はポジティブに言い換える

前向きな理由を伝えられている

転職理由を単なる不満ではなく、前向きな理由として伝えられている人は評価が高い傾向があった。

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26〜28歳転職2回

「単なる現状不満ではなく『前職で達成したこと』と『次の職場でしか実現できないこと』を具体的に繋げて話したところ、逆に『目的意識を持って行動できる』とポジティブに捉えてくれる企業もありました」

「逃げ」ではなく「攻め」の転職であることを示すことで、転職回数の多さをプラスに転換できるケースがある。具体的には、「前職で何を達成し、次に何を実現したいか」を明確に伝えることが重要である。

キャリアビジョンの示し方
  • 応募先企業で実現したいことを具体的に述べる
  • 3年後、5年後の目標を示す
  • その企業でなければ実現できない理由を説明する
  • 「長く働きたい」という意思を明確に伝える

各社で学んだことを具体的に説明できている

転職回数が多くても評価される人は、各社で何を学び、それをどう活かしているかを具体的に説明できていた。

口コミ

26〜28歳転職2回

「面接では『転職回数が多い理由』だけでなく、『その都度何を学び、次にどう活かしたか』を詳しく聞かれました。特に印象に残っているのは、『環境を変える判断ができるのは強みでもある』と言われたことです」

転職を「失敗」ではなく「経験の蓄積」として捉え、各社で得たスキルや知見を次にどう活かすかを説明できると、転職回数が多くてもポジティブに評価されることがある。

各社での成果・学びを整理する項目
  • 担当業務と具体的な成果(数値化できるものは数値で示す)
  • 得たスキル・知識
  • 課題解決の経験
  • 次の転職先でどう活かせるか

20代の転職回数に関するよくある質問

20代の転職回数の平均は何回?
PRESIDENT Growth調査チームのアンケート調査(n=100)によると、20代の転職回数の平均は約1.94回であった。最多は1回(49.0%)で、2回(32.0%)と続く。3回以上の人は19.0%に留まる。
20代で転職回数5回は多すぎる?
5回以上になると「強く不利を感じた」という声がある。ただし、転職理由に一貫性があり、各社での学びを具体的に説明できれば、乗り越えられる可能性はある。対策として、転職理由を一貫したストーリーにまとめ、長期的なキャリアビジョンを示すことが重要である。
転職回数が多いと人生終わり?
転職回数が多くても「人生終わり」ではない。アンケートでも転職回数4回で「あまり不利を感じなかった」人がいる。対策をしっかり行えば、転職成功は可能である。転職理由の一貫性、各社での学び、長期ビジョンを整理して伝えることで、転職回数が多くても内定を獲得している人は存在する。
20代後半で転職回数が多いのは不利?
20代後半でも転職回数2回までなら約半数が「不利を感じなかった」と回答している。ただし、3回以上になると不利を感じる人が増えるため、対策が重要になる。20代後半は即戦力として期待される一方、定着性も重視されるため、長期的なキャリアビジョンを示すことが大切である。

(イラスト=マンガデザイナーズラボ)