散らかった子ども部屋を見かねて、親が勝手に掃除したら、怒って文句を言ってきた。どう対応するのがいいのか。
長年学校現場で性教育に携わってきた村瀬幸浩さんは「言われた方はおもしろくないかもしれないが、子どもがそうやってNOを示すことは、悪いことではない。日本では、特に子どもはNOと言いにくい空気があるが、家庭の中で、嫌なことに対してNOを言う練習をしておくことは、性犯罪やハラスメントなどの被害にあうのを防ぐためにも重要なことだ」という――。(第2回/全3回)
※本稿は、フクチマミ・村瀬幸浩『おうち性教育はじめます 思春期と家族編』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。