20代の頃のくびれは、本当に甦るのか?
忘年会、年末年始など、この時期は飲んだり食べたりする機会が多く、とかく太りやすいもの。また、見た目は細いのに、お腹周りだけがぽっこりとしているのが悩みという人も多いのではないだろうか。
「20代の頃のくびれはどこに……」
そんな悩める30代からの女性のために、アミューズメント型ジムの「PLAYGROUND」が、ビキニが似合う“くびれボディ”をつくるプログラム、「KUBIRE360°」を1月4日からスタートする。実際にどうすればくびれはできるのか、このプログラムを考案したKENICHI氏に話を聞いた。
くびれをつくるためには、腹筋に勤しむのがセオリーと思っていたのだが、このプログラムでは、いわゆる腹筋はしないという。
「お腹の正面の筋肉である腹直筋や、脇腹の腹斜筋だけを鍛えると、筋肉がついて、胸や腰との差がなくなり、むしろズンドウに見える危険性もあるんです。逆に肩や胸、ヒップなど、均衡する筋肉を鍛えてボリュームアップすれば、バランスがよく、美しいくびれをつくることができるんです」
45分間のノンストップレッスンで得られる、痩せる体質
プログラムの前半は体幹パート。プランクをベースにアレンジした動きが繰り返され、体の前後の筋肉を中心に刺激を与えていく。
後半はケトルベルを持ち上げたり、腕立て伏せをしたりすることで腕や肩、背中などの上半身の筋肉を鍛え、それが終わるとスクワットや、片足を大きく前に出して沈み込むフロントランジなどでお尻や脚を鍛えていく。
とはいえ、腹部に力を入れないとキープできないポーズや動きもあり、知らず知らずに、腹筋も使っているのがわかる。
このプログラムは、全力で動いて、休む、を繰り返すH.I.I.Tトレーニングとファンクショナルトレーニングを組み合わせた45分間ノンストップのレッスン。ジムの多彩なプログラムの中でも最強運動強度を誇るとあって、体幹、上半身、下半身と、どのパートにおいても途中からは、これ以上動かせない……というところまで追い込まれていく。
足を引くのも、ジャンプをするのも、絞り出すようにわずかに体を動かすのが目一杯。わずか10秒のブレイクタイムでも座り込みたくなるほどハードで、プログラムの終了を待つまでもなく、筋肉痛になることがわかる。
けれどもツラいぶんだけご褒美は大きい! H.I.I.Tトレーニングには、脂肪燃焼効果の持続があり、トレーニング後48時間、脂肪が燃え続けるという。また、筋肉がつき、基礎代謝が上がるため、太りにくく痩せやすい体になれるそう。
デスクワークでなりがちな、猫背や歪みも治る!?
と、ハードな面ばかりを紹介してきたが、強度が高いぶん、月に1回でも徐々に効果が現れるというのは、忙しく働く女性たちにとっては嬉しいポイント。
「月に1回でもマッスルメモリは残りますから、必ず前回よりもラクにメニューがこなせるようになっていきます。もちろん週1回来ていただければ、そのぶん効果は早く表れます!」
また、プログラムには鍛える以外の目的もあるそう。
「実は前の筋肉ばかりを鍛えると体の均衡がくずれて、猫背になりやすいんです。デスクワークが多くて猫背の人も同じです。猫背というのは肩が前に入って、骨盤が落ちている状態です。くびれというのは結局“対比”ですから、肩が丸まって肩幅が狭くなり、腰が落ちている猫背の人は、例え痩せていたとしても、くびれて見えにくいんです。また足を組むのも骨盤が落ちる要因。右足を上にして足を組む人は、骨盤が左に開くなど、どんどんバランスが歪んでいきます。いつも足を組んで、デスクワークをしている人は要注意ですね。このプログラムでは、例えば上半身なら肩周りを鍛えるとともに、胸を張って肩甲骨を寄せることで正しい姿勢の意識づけも行なっています。体幹は骨盤の位置調整に最適です。そうやって日常から正しい姿勢を保つことが、美しいくびれにつながっていくのです」
筋肉痛の先に見えたのは、あの頃のウエストライン!
また、このプログラムでは栄養サポートも実施。トレーニング後は乳酸菌入りのオリジナルプロテインドリンク(各600円*税込)で、タンパク質補給を行うことも可能。
レッスン後は化粧を直すのも、階段を上がるのもツラいほどの疲労感で、翌日から数日間は全身が筋肉痛に。驚くのはトレーニングメニューになかった腹筋もしっかりと筋肉痛になっていたこと。また、いつもよりもラクに背筋を伸ばしてデスクワークもできた。
「30代を過ぎると代謝は確かに落ちますが、トレーニングと姿勢で美しいくびれをつくることは可能です。あきらめずにトレーニングをしてください」
月1回のレッスンと、普段からのくびれを意識した姿勢で、夏までにビキニが似合うウエストラインをめざそう。
1カ月フリー=1万6800円、トライアルレッスン=1000円~(ただしKUBIRE360°は対象外)