体の調子を整える9つの機能を搭載。オフィスでも自宅でも手軽に使える温熱低周波治療器で、オンオフの切り替え美人に。
本来、人間は夜になったら眠り、朝になったら起きるというリズムを繰り返します。が、今は夜遅くても仕事をしたり、インターネットを見たりと、オンの状態を続けがち。意識しないとオフに切り替えられず、知らず知らずストレスを積み重ねています。オンモードが続くと人間は疲れやすく、病気になりやすいことがわかっています。体を自然な状態に調整する方法は「温める・緩める・整える」の3つが基本。これらを行うことが、体をリラックスさせるスイッチとなります。
低周波治療器を「怖い・痛そう」と感じる人もいますが、人間の体にはもともと微弱電流が流れていて、それを利用しつつ筋肉に刺激を与えてもみほぐすのがこの治療器。いわば、もともと持っている自然治癒力を高め、痛みを止めるシステムを活性化させるツール。そこに温熱治療が加わることで、より体はリラックスモードへと転換しやすくなります。
女性の30~40代は体の変化が著しく、肩こりなどの痛みも慢性的に蓄積していきます。痛みが蓄積する前にストレッチをしたり、温めたり、さすったりすることが大事ですが、もっとも手軽なのが“温熱低周波治療器”を使う方法。「痛みがあるから使う」のではなく、たとえば、神経が高ぶって眠れないときなども含め、体をストレスから解放するため、オフモードへと切り替えるきっかけとして毎日使ってみる。薬とは違う、副作用のない自然な治療法として活用するといいですよ。
教えてくれたのは……
明治国際医療大学教授
伊藤和憲先生
いとうかずのり●鍼灸学博士、全日本鍼灸学会理事、明治国際医療大学附属鍼灸センター長。トリガーポイント鍼治療の第一人者であり、慢性痛の緩和治療に精通。現代女性のための、東洋医学に基づく心と体のセルフケアも指導。
明治国際医療大学教授
伊藤和憲先生
いとうかずのり●鍼灸学博士、全日本鍼灸学会理事、明治国際医療大学附属鍼灸センター長。トリガーポイント鍼治療の第一人者であり、慢性痛の緩和治療に精通。現代女性のための、東洋医学に基づく心と体のセルフケアも指導。
Text=戌亥真美 Photograph=田子芙蓉