河合塾英語科エキスパート講師の一人。河合塾「東大英語」の授業を長年担当し、50年以上実施されている「東大入試オープン」の問題作成チーム主幹講師も務める。
写真右=河合塾マナビス東大専門館 塾長 藤吉俊介氏
株式会社河合塾マナビス 常務取締役 教務部部長。2019年より3年連続で、マナビスの東大合格者数最高記録を更新。「河合塾マナビス東大専門館」開校に際して塾長に就任。
河合塾グループが、東京大学の受験に特化した「河合塾マナビス東大専門館」(以下、マナビス東大専門館)を2月に開校した。50年以上にわたり蓄積してきた入試分析力、大学受験塾「河合塾マナビス」の映像授業と個別最適化したカリキュラム、そして現役東大生トレーナーによる対面での演習ゼミなどで、東大を目指す受験生を徹底的にサポートする体制だ。
東大入試に適応した土台をつくっていく
「東大を目指す子どもの多くは難関校の中学受験を経て、合格後はすぐに集団塾へ入塾。そこで6年間、受験勉強に専念します。そうしたルートに乗りながらも、残念ながら東大に合格できなかった人をたくさん見てきました。なぜ中学受験はうまくいったのに、その後の6年は良い結果につながらなかったのか。理由の一つとして、塾の指導がその子に合わず、早い段階からの準備がきちんとできていなかったことが挙げられます」
そう語るのは、河合塾「東大英語」の授業を担当するエキスパート講師の高沢節子先生。長年の指導経験から得た東大入試のノウハウを伝え、多くの生徒から絶大な信頼を集めてきた。マナビス東大専門館では、特別顧問として指導内容の全面監修を行っている。
「東大の英語の問題は理系・文系共通で、配点は120点と高い比率を占めています。英語で高得点が取れれば東大合格には大いに有利なのですが、英文の分量が多い、出題形式が多様、リスニングが全体の4分の1を占めるなど、受験生にとってなかなか手ごわい内容となっています。その対策としてできるだけ早い時期から準備を始め、徐々に東大受験に向けて力を付けていく必要があります。言わば土台づくりですね」
現役で合格できなかった受験生の中には、中学受験では優等生だった人も多い。しかし集団塾ではついていけず、中高の6年間を有効に使えなかったケースが散見されるという。
「基礎的な読む力、書く力、聴く力を磨いていく一方で、過去問演習で東大入試に適応した土台をつくっていく。この二つを並行して進めていくのが大事で、それにはやはり時間がかかり、専門家のサポートが欠かせません。6年間あれば無理せずスケジュールを立てられるので、早期の入塾をお勧めします」
学校生活も楽しみ東大を目指すには
そもそも、なぜいまマナビス東大専門館を開校したのか。塾長を務める藤吉俊介氏は言う。
「これまでは開成をはじめとする常連校の生徒が東大合格者の大多数を占めていましたが、近年はそれ以外の合格者が増えてきています。実際マナビスで学んで東大に進んだ生徒の出身校も多様で、裾野の広がりを実感しています。先生方の指導、教材の質の高さ、そして入試状況の細かな分析を個々の生徒に当てはめていった成果だと自負していますが、こうした我々のノウハウを集団塾が合わない人たちにも届けたいと考えました。東大へのルートは一つしかないと思っている人たちに、実はそうじゃない、いろいろな選択肢があり、誰もが合格の可能性を秘めているんだと伝えたい」
せっかく中学受験を頑張って憧れの学校に入ったにもかかわらず、集団塾通いで思うように学校生活を楽しめない子どもたちが気の毒だという。
「学校生活を思う存分楽しみつつ、東大を目指すことは可能です。効率よく中高の6年間という時間を使うために、ぜひ私たちのようなプロフェッショナルを頼ってほしいですね」(藤吉塾長)
経験豊富なトップ講師陣による映像授業と、東京・新宿校舎で週に1回行われる少人数制対面ゼミは、それぞれの生徒の習熟度に合わせて進めるため、ついていけない子が発生しにくいシステムだと胸を張る。
受講コースは1科目コースから、受験科目すべてをカバーする全科目コースまでを用意。「一人ひとりの生徒に個別最適化された東大攻略法」を提供する。
「中1のお子さんに映像授業を受けさせるのは抵抗がある、という親御さんもいるでしょう。けれどいまの子はタブレットやスマホの映像から情報を吸収することに長けています。しかも受け身ではなく、わかっている部分は倍速で、わからない部分は何度も繰り返してと、能動的に使いこなせる力があります。安心して預けていただければと思います」(高沢先生)


