(PIXTA=写真)

「とにかく記録を十分に読まず、検討もしない。裁判官の質は確実に下がっています」――都内で事務所を営む中堅弁護士はうんざり顔だ。

「全面的に争っているのに、第1回期日でいきなり『で、いくらなら払えるの? 半分でどう? 』などと和解を持ちかけてくる。中身はもう、どうでもいいという感じ」

(PIXTA=写真)
【関連記事】
急増中!認知症の金持ちを狙う暴力団・悪徳弁護士
交通事故の示談はなぜ、損保会社任せにしてはいけないか
浮気で請求される慰謝料の相場はいくらか
整理解雇:「経営判断」を重視し始めた裁判所