ミライズは、伝統的な英語学習とは異なる「音から始める学習メソッド」で多くのビジネスパーソンの英語力アップを実現してきた、新しいスタイルの英会話スクールだ。自身もミライズで英語を学んで効果を実感し、現在は同社のCBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)を務める芦名勇舗さんに、ミライズが今打ち出している「ミライズメソッド」について聞いた。

キャリアアップを上回る、キャリアブレイクという考え方

――まずは、芦名さんがミライズで英語を学んだ経緯を教えてください。

【芦名】私は慶應義塾大学でアメリカンフットボール部のキャプテンを務め、その後大手広告代理店のコピーライター、外資系保険会社の営業を経て、俳優になろうと、2015年に米国・ハリウッドに渡りました。しかし、そこでまったく英語ができず衝撃を受けたのです。

芦名勇舗(あしな・ゆうすけ)
ミライズ株式会社執行役員CBO
アメフト選手として慶應高校、慶應大学、日本代表U19のそれぞれでキャプテンを務め、全国優勝も経験。新卒で電通に入社し、クリエーティブ局のコピーライターを務めたのち、プルデンシャル生命に転職。同社最年少の営業所長に就任し、チームを全社2位へと導く。その後、米国・ハリウッドで俳優として活動し舞台劇「blood」で俳優デビュー。2018年にフィットネスクラブBVEATS、2021年にGYM&SAUNAを創業。2021年にはファストサウナ施設SAUNA XXを創業。2023年英会話/留学のMeRISEにジョイン。コピーライティングを軸としたブランドプロデュースを行う。

中学、高校、大学と、学校で英語は学んでいたので、「自分はできるだろう」と思っていたのが、まったく聞き取れず話せない。俳優の仕事はセリフが決められているので、それだけを覚えれば何とかなりましたが、日常生活はできても物事の説明や感情を伝えることができず、とても悔しい思いをしました。

それでミライズで英語を学んだところ、英語力がぐっと上がったのです。英語でコミュニケーションができるようになり、「グローバルでも通用する」と一気に自信がつきました。だからこそ今回、ぜひ多くのビジネスパーソンに、ミライズの「キャリアブレイク」という考え方から生まれた新プログラムを体験してほしいと思っています。

――「キャリアブレイク」とは何でしょうか。

【芦名】ご存じの通り、これまで日本という国は「通貨は円」「言語は日本語」という考え方で、グローバルの潮流に乗ることなく発展を遂げてきました。しかしこのグローバルな環境では、日本だけが取り残されるという危機感があるのです。日本人は「能力」を高めることはもちろんですが、それ以上に言語の境なくビジネスをグローバル展開できるという「需要」を高める努力をしなければ、せっかくの能力を示すことができないと思っています。

通常、プロジェクトに責任をもって「能力」を高めることがキャリアアップだとすれば、ミライズが提唱するのは世界に向けてビジネスの「需要」を高めることがキャリアブレイクだと考えます。

ミライズでは、国際的な英語教授資格(TESOL)を持つフィリピン人の「プロ講師」と、一人一人の課題を見つけて最適な学び方をサポートする「日本人コーチ」が学習者に伴走します。

今回のミライズのプログラムである「英語リスキリングプログラム」は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援」に、英会話スクールのプログラムとして唯一採択を受け、受講生枠100名は発表後10日間で即完売してしまいました。盛況を受け、追加の施策として、プレジデント読者30名限定でプログラム料金が5万円OFFになる特別枠を用意しました。2023年12月31日までの申し込みで適用になるので、ぜひ説明会やホームぺージで詳細を確認いただければと思います。

なぜ、ミライズの学びは英会話力がアップするのか?

――ビジネスパーソンの中には、「TOEICの点は取れるけど話せない」「英語学習にチャレンジしたが挫折した」という経験を持つ人も多いと思います。ミライズの英会話は、これまでの学び方とどのように違うのでしょうか。

【芦名】実は「英語が話せない」という日本人の多くが、学習の順序を間違えているんです。一般的に英語学習というのは、「単語を覚える」→「書き換えやイディオムを覚える」→「英作文の練習」→「リスニングの練習」というように「話す」ということを学ばなくても点が取れてしまいます。英語というのは「音」なので、音の勉強をしない従来の学習法に、日本人が英語を話せない理由があるんです。

一方でミライズは、まったく逆からアプローチします。「発音」から学ぶんです。発せない音は聞き取れないので、「発音」から学ぶことでリスニング力が上がり、英会話が短期で上達します。

「発音」の次が「リンキング」です。複数の単語が並んで文章になったときに、発音がどのように変化するかを学ぶものです。これを知らないと単語は聞き取れても、文章を聞き取ることができません。

それから「英作文スピード強化」をします。瞬時に英作文ができるよう「スピード」を鍛えることで、会話のキャッチボールをネイティブのスピードに仕上げます。

そして、実は最後に手を付けるのが「英単語」なんです。「ボキャブラリー」は単語帳で覚えるのではなく、実践で覚えるというのが、最も早い英会話の上達方法なんです。

私自身、受験で英語を学びましたが、米国に行った際、ネイティブの方との「会話」になるとまったくと言っていいほど無力でした。その後ミライズで「発音」と「英作文スピード」を強化することで、米国生活とは比にならないくらいに英語力がアップしました。そんな経験もあり、「音から入る」というミライズメソッドに自信を持っているんです。

――それは確かに新しい方法ですね。最後に、どのような人に受講してほしいですか。

【芦名】英語学習で挫折した経験のある方はもちろんですが、将来のキャリアに漠然とした不安を持っている方、次の目標に迷っている方にもチャレンジしてほしいです。ぜひ、日本国内だけにとらわれない大きな人生を踏み出しましょう。

■編集者から
働き盛り世代にとって将来のキャリアを考えることは重要事項だ。政府のリスキリング支援も追い風となっている今、活躍の場を国内に限定するのはもったいない。その中で、英語を学べて、かつ国内外への転職支援も受けられるミライズのプログラムは魅力的だ。「音」から学ぶ逆転のアプローチや実践的な英会話スキルの強化方法は、英語学習に苦手意識をもつ人たちにとっても、新たな一歩を踏み出すきっかけとなるだろう。