2017年9月2日(土)、昨年に続き「プレジデント ウーマン・ヘルスケアセミナー」が開催されました。今回は、「女性ホルモンで考える、キャリア&ライフプラン」と題し、意欲の高い働く女性約150人が集まり、真剣に話に聞きいり、メモを取る姿が会場に多く見られました。

セミナーは抽選で選ばれた15人へのルーシーダットンのレッスンからスタート。タイに昔から伝わる自己整体法であるルーシーダットンで、呼吸を整え、体を伸ばし、受講者の表情もすっきりと一転。

熱気であふれかえった会場で始まった基調講演では、「働く女性の処方箋」というテーマで医学博士で産婦人科の専門医の高尾美穂先生が登壇しました。国立スポーツ科学センターで女性アスリートの育成にも携わっている高尾先生は、女性らしさのホルモンといわれる“エストロゲン”など女性特有のホルモンについて詳しく説明。生理前後の痛みや眠気、集中力の低下、精神不安定など、普段の生活や仕事にまで影響を及ぼすことを改めて指摘するとともに、それらと上手に付き合うことで女性の生活やキャリアのプランニングももっと楽にできるとメッセージを送りました。

((左)日本レスリング協会理事(選手兼コーチ)、吉田沙保里さん。(右)産婦人科医、高尾美穂先生。

そして、特別ゲストの霊長類最強女子、日本レスリング協会理事(選手兼コーチ)の吉田沙保里さんが登場すると会場はさらに盛り上がりました。「実は、子どもの頃はとても体が弱く、今でも貧血になりやすいくらいの体質なんです」と話すと参加者は驚きの声。大好きなお菓子もやめて取り組んできた体質改善などの話を高尾先生とともに話してくれました。

さらに、スペシャルセミナーでは、働く女性の心身をサポートする企業から健康や美容のためになる話も多く聞けました。大塚製薬は、女性が長く働き続けるために、更年期障害を恥ずかしがらずに上手に対処していくための方法などを解説。マルホは、ストレスや不規則な生活などで起こりやすい大人ニキビなど肌トラブルへの対策を皮膚科医師が詳しく説明し、会場では化粧水などのお試しも人気でした。オムロン ヘルスケアは、女性が仕事で活躍する20~40代に起こりがちなプチ不調へのセルフケアの重要性を説明し、その後のパーティーでは低周波治療器の体験に行列ができるほど。

セミナー後のパーティーでは、彩り鮮やかな料理が用意され、各社やタイ国政府観光庁のブースでは詳しく話を聞いたり、サンプルを試したり、楽しい時間となりました。

スペシャルセミナーの様子。(左上)マルホ(左下)オムロン ヘルスケア(中)大塚製薬(右)タイ国政府観光庁

▼PRESIDENT WOMAN 第2回ヘルスケアセミナー
主催:プレジデント社 「PRESIDENT WOMAN」
協賛:大塚製薬、オムロン ヘルスケア、タイ国政府観光庁、マルホ
協力:IVANKA、養命酒製造

撮影=吉澤咲子