途中でタクシー移動を挟め

徒歩で尾行中の探偵や記者が一番困るのが、街中で突然タクシーに乗られることである。もちろん近くに車両を待機させている場合が多いのだが、移動の最中に急にタクシー移動されたため、運良く直後にタクシーを捕まえられなかったので見失ってしまったというミスも起こりうる。

つまり密会の移動には普段からタクシーを挟むべきなのだ。Uberなどのサービスを使えばスマートだし、滅多にタクシーが走らないところでも車を捕まえられる。もちろん後続の空車はなかなか来ない。探偵と記者は途方にくれるだろう。

途中で落ち合ってホテルに向かうと目撃のリスクが増す、ということなら、現地集合・現地解散もいい。ホテルの部屋で待ち合わせて、そこで解散する。味気ないかもしれないが、事前に待ち合わせの連絡をしておけば、リスクは最大限に回避できる。

ホテルを出た後は、自分よりも相手を尾行される可能性が高い。密会相手の身元を特定するためだ。

街中で密会相手だけをタクシーに乗せたら、その後に不審な車が後をつけていないかを確認するクセをつけて欲しい。

待ち合わせは市役所の駐車場

車を使った密会の待ち合わせに最適な場所はどこか。これは永遠の命題である。目撃されず、車を置ける場所はどこかにないものか。

オススメしたいのは、市役所や図書館などの駐車場だ。ショッピングセンターと比べて車の出入りが少なく、特に夜の出入りが可能な駐車場はひと目にもつきにくい。役所の駐車場は夜10時近くまで利用可能なところも多く、安全な待ち合わせ場所となる。

ショッピングモールの駐車場に車を置いて、相手の車に乗り込むのも、ごく一般的な密会方法である。車が置いてあっても違和感はない場所だが、過度に長時間の駐車は怪しまれる可能性もある。長くても3時間以内にすべきだ。相手の車に乗り込む場合は、違う階に車を置いてから、最上階などの人通りの少ない階に移動して、出口から少し離れた柱の陰ですっと乗り込むのが一番安全だ。

万全を期したつもりで、空いている階に駐車するのはナンセンス。周囲の車が出庫してしまった場合、逆に目につきやすい。わざわざ人通りが少なく、エレベーターから遠い場所にポツンと停められた車は怪しすぎて目立ってしまう。