2015年10月7日(水)

これから「どんどん年収が上がる」職種&業種ベスト7

PRESIDENT 2015年5月18日号

著者
溝上 憲文 みぞうえ・のりふみ
ジャーナリスト

溝上 憲文1958年鹿児島県生まれ。ジャーナリスト。明治大学政治経済学部政治学科卒。月刊誌、週刊誌記者などを経て、独立。新聞、雑誌などで経営、人事、雇用、賃金、年金問題を中心テーマとして活躍。『非情の常時リストラ』(文春新書)で2013年度日本労働ペンクラブ賞受賞。主な著書に『隣りの成果主義』『超・学歴社会』『「いらない社員」はこう決まる』『「日本一の村」を超優良会社に変えた男』『マタニティハラスメント』『辞めたくても、辞められない!』『2016年 残業代がゼロになる』など。近著に『人事部はここを見ている!』(プレジデント社刊)がある。

執筆記事一覧

ジャーナリスト 溝上憲文
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業界知識や人脈より「専門スキル」が評価

昨年に続く“賃上げブーム”。恩恵を受けるのはだれか。その可能性が高いのは「専門スキル」をもった人材のようだ。

求人大手のエン・ジャパンが同社登録の転職コンサルタントに行ったアンケート調査によると、「転職後に年収が上がった人が評価された点」として、83%が「専門スキル」と回答した。これはリーダーシップ(41%)や業界知識(27%)、人脈(15%)を抑えて、ダントツの数字だ。

評価される専門性とはなにか。調査で「年収が上がる業種」としてあがったのはIT・インターネット、メーカー、コンサルティングだった。より具体的な職種をあげれば「ITコンサルタント」になる。

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転職後に年収がアップするのは……

「昨夏からSIerの基幹システムの需要が増え、求人も多い。給与も高くITエンジニアの上位職種として人気も高い」(エン・ジャパン紹介会社支援事業部・深井幹雄事業部長)。

主な仕事はクライアントの経営戦略に基づいたシステムの企画・提案などの上流工程だ。「ITコンサル会社だと30歳で年収1000万円、35歳で1500万円、マネジャークラスでは2000万円程度」(コンサル会社役員)。

さらに「データサイエンティスト」も有望だ。大規模データを解析し、ビジネスの種をみつける。一時はソーシャルゲーム会社が1000万円以上で大量採用していたが、今は30歳で800万円が上限。外資系では1000万円超を提示する場合もある。

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