あなたは人にどう見られているだろうか。どのようにジャッジされるかは、日々の何気ないふるまいが影響している。男女1000人へのアンケート調査で、その実態を探った――。
調査概要●楽天リサーチの協力を得て、インターネットを通じて上場企業に勤務する20代から60代の男女1000人より回答を得た。「あなたの職場に次のような男性がいたらどう思うか」という質問に対し、それぞれ「特に気にならない」「二流の男だと思う」「三流の男だと思う」「絶対許せない」の4択で質問し、得られた回答を独自の方法でポイント化してランキング。「絶対許せない」と回答した割合が高かった項目を「超下流」、「三流の男だと思う」と回答した割合が高かった項目を「三流」、以下「二流」「許せる」と分類した。調査期間は2013年2月27日~3月1日。
女性の見る目はかなり厳しい
あなたは人にどう見られているだろうか? ひょっとしたら、日々何気なくやっていることで、「二流」「三流」の男とジャッジされているかもしれない。
今回は日常のマナーについて、上場企業に勤務する20代から60代までの男女にアンケートを取り、「超下流」「三流」「二流」「許せる」の4つのカテゴリーでジャッジしてもらった。すると、驚くべき結果が……。
年代が上がるにつれ、厳しい目線となるのは予想の範囲内としても、女性たちは男性よりも非常に厳しく、多くの項目に「超下流」という判断を下していた。男性で一番マナーに厳しいのは60代だが、それよりも女性20代はさらに厳しい。一番マナーに関して気にしていないのが20代男性だった。
例えば表1「身だしなみ」について。男性は最低ランクでも「三流」なのに、女性は「髪」「口臭」のケアなど「超下流」と判断した項目が11個もあった。
「爪が汚い」「歯が汚い」など、女性の目は頭から足の先までを厳しくチェックしている。どんなに素晴らしい業績を挙げたとしても「でも、臭いのよね」という一言で切って捨てられるのだから恐ろしい。
それでは一流の男になるのはどうすればいいのか? 『一流役員が実践している 仕事の哲学』の著者であるコンサルタントの安田正さんは、「一流企業の役員クラスでおじさん臭い人はいない。誰もが青年のように爽やかです」と言う。