2014年4月4日(金)

大企業の秘書100人「私が結婚相手に選ぶタイプ」【1】

PRESIDENT 2013年9月30日号

著者
白河 桃子 しらかわ・とうこ
少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授

白河 桃子少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授、経産省「女性が輝く社会の在り方研究会」委員。
東京生まれ、慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。婚活、妊活、女子など女性たちのキーワードについて発信する。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱。婚活ブームを起こす。女性のライフプラン、ライフスタイル、キャリア、男女共同参画、女性活用、不妊治療、ワークライフバランス、ダイバーシティなどがテーマ。「妊活バイブル」共著者、齊藤英和氏(国立成育医療研究センター少子化危機突破タスクフォース第二期座長)とともに、東大、慶応、早稲田などに「仕事、結婚、出産、学生のためのライフプランニング講座」をボランティア出張授業。講演、テレビ出演多数。学生向け無料オンライン講座「産むX働くの授業」(http://www.youtube.com/user/goninkatsu)も。著書に『女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座』『妊活バイブル 晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング』『婚活症候群』、最新刊『「産む」と「働く」の教科書』など。

執筆記事一覧

ジャーナリスト 白河桃子=文
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女性が結婚相手に望む条件を「三高」と謳ったのは、もう過去のこと。今、求められているのはどんな男なのか。
調査概要/楽天リサーチの協力を得て、インターネットを通じて従業員数300人以上の企業に勤務する30~49歳の秘書100人より回答を得た。集計結果を独自の方法でポイント化してランキングし、各項目で「死んでも結婚したくない」の割合が多かったものを「死んでも結婚したくない」に分類(以下、「結婚は躊躇する」「結婚してもいい」も同様)。調査期間は13年8月2日~5日。

出世する男がモテるのか?

ドラマ「半沢直樹」がサラリーマンの心を鷲づかみにした。ドラマで描かれる「社内の権力闘争」のドロドロぶりはリアルで「日曜の夜に仕事での嫌なことを思い出してブルーになる」「パワハラ経験のある人は、机をバンバン叩いて嫌みを言う上司のシーンは見ないほうがいい」という意見がネットに踊った。

ここで疑問に思うのが、なぜ男性はそれほどの思いをしてまで「出世したい」のかということだ。それは「出世すればすべてが手に入る」と思うからではないか。出世すれば地位もお金も手に入り、さらにモテる……。それが本当だった時代は確かにあった。しかし、それは今でも同じなのだろうか。

今回、お金も地位もあるエグゼクティブを間近に見ている一流企業の秘書100人にアンケートを取り、「結婚したくない男」像を明らかにした。結果は意外にも、「すでにお金や地位だけではモテない」というものだった。『部長、その恋愛はセクハラです!』(集英社新書)という本があるが、その中では、本気で恋愛していたはずなのに、相手の女性にとってはセクハラだったというケースが多数報告されている。女性は上司の誘いに逆らえず、イヤイヤ従っていただけなのに、上司は「金も地位もあるオレ」が、よもや女性に嫌がられているとは思いもしなかったということだろう。読者の男性諸氏が、このような不幸な勘違いからセクハラで訴えられることがないよう、「地位やお金があっても、女性たちが嫌がる」男像を徹底的に解明したい。

アンケートでは、「属性」「家庭、お金」「外見」「趣味、嗜好」「女好き度」「話し方」「職場の態度」の各項目について、「死んでも結婚したくない」「結婚は躊躇する」「結婚してもいい」を選んでもらった。

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