仕事でもプライベートでも、運に見放されたかのように何事もうまくいかず、沈み込んでしまうことがある。そんなとき、気の力を利用して、不運、悪運を切り換えるにはどうしたらよいのだろうか。風水師の李家幽竹氏に聞いた。

見るからに重そうなカバンを提げて、仕事に出かけ、営業に回るという人がいる。これは絶対に避けたいスタイルだ。「重さ」は風水ではNGである。行動力に支障を与え、あなたを出会いやチャンスから遠ざけてしまう。

最近のカバンは素材が進化し、革であっても軽量化しているので、できるだけ軽いタイプを選ぶとよい。軽量の代名詞でもあるナイロンは、ステータス感があり安っぽく見えないものならOK。

「ヴィトンやゴヤールといった社会的にブランドが確立しているカバンであれば、ポリ塩化ビニール製であっても問題ありません。強い『火』であり『金』の気ですから」

TPOにあった軽量のカバンを選んだら、内部にも目を向けよう。デスク回りと同様に不必要な書類やものを溜め込まないのが原則だ。

財布のお勧めはブラウンやベージュのソフトレザー製長財布である。便利だからと、ズボンのお尻のポケットに財布を入れっぱなしという男性は少なくないが、これは大切なお金を踏むことと同じ行為なのだ。絶対厳禁の愚挙である。

持ち物選びと使い方で重要なのは、古さを感じるようになったら新品に替えること。「『まだ使える』という感覚はビジネスのうえでは捨てましょう。少し上のランクの商品を選び、自分の現状に合わせてランクアップさせていくのがいいですね」