どんなに料理が苦手な人でも、かんたんに作れる「悪魔のレシピ」がある。レシピの考案者はツイッターで100万人以上のフォロワーをもつ料理研究家のリュウジ氏。全116品をおさめた最新刊『リュウジ式 悪魔のレシピ』(ライツ社)から、今回は18品の「火すら使わない究極の帰遅メシ」を紹介しよう——。

※本稿は、リュウジ『ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』(ライツ社)の一部を再編集したものです。

「早い! 安い! 旨い!」を叶える料理

リュウジ@料理のおにいさん」は、「早い! 安い! 旨い!」の3拍子がそろったレシピをTwitterで毎日発信し、いまやフォロワー数100万人を超える人気料理研究家です。

その最新刊は、『ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』。「悪魔のレシピ」とは、この2つの条件を備えたレシピです。

1.ひと口で「人間をダメにするくらい」おいしいのに→つまり、存在が悪魔
2.「最短で、最高の味」が作れる→工程をどれだけ省けるか、特別な調味料を使わずにおいしく作れるか。

つまり、悪魔的においしいのにとんでもなく実用的な料理のこと。この本では、全116品の「悪魔のレシピ」を紹介しています。

たとえばこんなレシピがあります。

・エビの下処理いらずであの甘辛味が食べられる! 「エビシューマイ・チリ」
・「大葉の浅漬け」大葉を白だしに漬けるだけで最強のごはんの友が完成!
・食材ぜんぶレンジでチンするだけで最高級レストランの味に「半熟カマンベールカルボナーラ」
・「キャベツのステーキ」焼くだけでキャベツがごちそうになる!
『ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』(ライツ社)

今回はその中でも、働く人の強い味方「火すら使わない究極の帰遅メシ」をご紹介します。

コンロは使わない、果ては包丁すらいらないレシピ。

なのにめちゃくちゃおいしいんだから、存在が罪。

「リュウジ式 悪魔のレシピ」の真骨頂です。

今回ご紹介するレシピは、丼や麺類が中心ですが、掲載レシピの半数は「低糖質」。つまり「天使のレシピ」が116品中58品掲載されているのです。