2016年3月30日、スターバックス コーヒーはアジアで初めての「STARBUCKS EVENINGS」を丸の内新東京ビルにオープンしました。このお店のターゲットはまさに“働く大人の女性”。ビジネス街のスタバでどんなアルコールメニューが楽しめるのか、実際に店舗にお邪魔してみました!

働く大人に向けたビジネス街のリラックス空間

スターバックス コーヒーは今までも「Neighborhood & Coffee」と呼ばれる店鋪でアルコールを提供してきましたが、主に住宅地で展開されており、地元の人がゆっくりした時間を楽しむタイプのお店でした。一方、「STARBUCKS EVENINGS」は、働く大人の女性に向けて新しいライフスタイルを提案するプログラム。このプログラムが実施される第1号店は、どんなお店なのでしょうか。

STARBUCKS EVENINGSは 2010年のアメリカ、2015年のイギリスに続き、2016年に日本での展開がスタート。

丸の内新東京ビル内にある店舗の入り口には「Wine&Sweets」と書かれた看板が。ワインに合わせるといえば、チーズや生ハムが代表的ですが、イチオシフードがスイーツ系とは新鮮! 期待が高まります。

木目調の店内には、バーカウンターやスツールの席が用意され、大人の雰囲気。照明は天候や時間によって調整されるという手の込んだもの。注目は、注文カウンター横とバーカウンター奥の壁。夕方になると、コーヒーのイラストが描かれたそれぞれの壁に、ワインボトルの影が映し出され、さりげない遊び心に安らぎます。リラックスして飲みたい気分の時、騒がしい雰囲気の居酒屋は入りづらくても、このようなゆとりのある空間なら気軽に立ち寄れそうです。

日中の照明下で、バーカウンター奥の壁を見たところ(左)。夕方以降になると照明が切り替わり、ワインボトルの影が現れるという仕掛けが!(右)

注文カウンター内のガラスケースには、グラスがずらり。ワインが入ったグラスに小さな器が重ねられ、その上には、棒状の焼き菓子「タルトレット」がディスプレイされています。ワインとタルトレットは、両者のおいしさを最大に引き出す組み合わせが提案されているのが楽しい!

ワインとタルトレットのペアリング。画像左から順に、「タルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズ」(1200円)、「タルトレット オン ホワイト - クリームチーズ&オレンジ」(1200円)、「タルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカル」(1250円)、「タルトレット オン レッド - ブラックココア クーベルチュール」(1200円)、「タルトレット オン ホワイト - ストロベリー ホワイトチョコレート」(1200円)

世界でこの店でしか楽しめないワイン&タルトレット

ワインの種類は6種類。レギュラーメニューは「エストラーダクリーク メルロー」(赤 850円 以下価格は全て税抜)、「エストラーダクリーク シャルドネ」(白 850円)、「スパークリングワイン パウラ カヴァ」(900円)の3種類。特に「エストラーダクリーク メルロー」と「エストラーダクリーク シャルドネ」は、合わせるフードを想定しながらナパバレーの醸造家と共同開発した、STARBUCKS EVENINGSでしか飲めないオリジナルワイン。その他、季節ごとに顔ぶれが替わる限定ワイン3種類(赤、白、スパークリング 価格は時価)からも目が離せません。

日本独自開発で、現在はこの店舗でしか食べることができないタルトレットは5種類(各350円)。「カマンベール&ベリーズ」、「クリームチーズ&オレンジ」、「ゴーダチーズ&トロピカル」は、ドライフルーツやチーズ、ナッツなど、ワインに合う食材を組み合わせ、ぎっしりと詰め込んだもの。「ブラックココア クーベルチュール」、「ストロベリー ホワイトチョコレート」は、ワインと組み合わせた時の彩りの美しさを重視して開発が行われた、視覚でも楽しめるものとなっています。

ワインとタルトレットは、メニューとして提案されているペアリングで楽しむのはもちろんのこと、自分の好みで組み合わせを選んだり、タルトレットを単品で注文してコーヒーと共に味わったりする手も。

迷いに迷って、今回はタルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズとタルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカルを注文しました。どちらも写真に撮って、SNSにアップしたくなるような心ときめかせるビジュアルです。取材したのは平日の18時。仕事帰りと思われる女性客が続々と来店し、スマホで商品を撮影する姿が多く見られました。

では、実食です。まずは、タルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズから。赤ワインは少し渋めで、さっぱりとした飲み口。そこで、タルトレットを一口。ベリーの酸味がワインの渋みとうまく調和し、その相性の良さに驚きました。

タルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズ。タルトレットには、カマンベールの他、ブルーベリー、クランベリー、アーモンドがぎっしり。仕上げにディップされたチョコレートとの相性もばっちり。

続いて、タルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカルです。スパークリングワインはフルーティーながら甘過ぎない上品な味。タルトレットは、独特なチーズの風味と、パイナップルとマンゴーが良い塩梅で絡み合います。アーモンドスライスの香ばしさがアクセントに。繊細さ極まるペアリングでした。

タルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカル。「女性に好まれるスパークリングワインとの組み合わせということもあり、人気のメニューです」とは店員さんの声。

おいしさを際立たせるワイングラスは、日本の職人によるオリジナルだそう。女性の手のひらに合わせて手作りされた小ぶりなグラスは、うすはりグラスで有名な松徳硝子とのコラボレーションにより生まれたもの。「家飲みも、このグラスで楽しみたい!」という人は、店内で購入することもできます(3000円)。

ビールもおしゃれに楽しめる

「仕事終わりはとりあえずビール!」という人のために、ドイツの「ヴァルシュタイナー」(800円)、ホワイトビールの「ヴェデット エクストラホワイト」(850円)、チェリーをベースにした「リーフマンス」(850円)の3種類のビールが用意されています。

こちらと相性抜群のフードが「ラタトゥイユ」(650円)。トマト、茄子、ズッキーニ、タマネギなど野菜たっぷり。みずみずしいのに濃厚で、酸味と塩味のバランスが絶妙。これには、ビールも進みます。

厳選されたアルコールとフードメニューは、こだわりを感じさせるものばかり。STARBUCKS EVENINGSでは、これらのメニューが営業時間内ずっと提供されます。会社帰りだけではなく、思い思いのタイミングでゆったりとアルコールを楽しむ……そんな使い方も素敵です。取材から日を違えて休日の午後に再訪した際には、着物姿の女性二人連れ、就活帰りとおぼしき真新しいスーツに身を包んだ若い男性、iPadで海外の論文を読む初老の女性……と、さまざまな人たちがワインとタルトレットのペアリングを楽しんでいました。

2016年5月末には、六本木のアークヒルズに2号店がオープン。今後は、ビジネス街を中心とした展開が予定されているそうです。もしかすると、あなたの会社の近くにもオープンするかも?

日本を代表するビジネス街、丸の内でスタートしたSTARBUCKS EVENINGS。日々忙しく働く女性が、ほっと一息つける安らぎ空間となりそうです。

【店鋪情報】スターバックス コーヒー 丸の内新東京ビル店
【住所】東京都千代田区丸の内3-3-1 丸の内新東京ビル
【営業時間】月~金 7:00~22:30、土 8:00~21:00、日・祝 10:00~20:00