もうすぐホワイトデー。夫が会社で同僚の女性達からもらってきた義理チョコのお返しを妻が用意する、という家庭も多いのではないでしょうか。予算はないけどセンスがいいものを選びたい、そんな人に役立つ話を聞いてみました。

3月に入り、ホワイトデーが間近に迫ってきました。会社の女性陣からバレンタインのチョコをもらった夫から「何をお返ししたらいいかな?」と相談を受けている女性は少なくないのでは。夫には、会社の女性たちに「◯◯さんってセンスがいい!」と好印象を持ってもらいたいたくもあるし、家計を圧迫しないリーズナブルさも大事なポイント。価格とセンスを兼ね備えた商品選び、コツはあるのでしょうか。

また、プチプラなチョコをもらった場合、やや高級なチョコをもらった場合など、それぞれの状況によって、お返しは調整したいもの。夫から「Help!」を受けた際、どんなお返しを選んでいるのか、20~30代の既婚女性に話を聞きました。

Case.1 いいチョコのお返し→自宅近くのスイーツ店で購入

「今年は会社の女性陣がお金を出し合って買ったらしく、そこそこいいチョコをもらった夫。適当なお返しをするのもアレかなと思うので、自宅近くにあるお気に入りのケーキ屋さんか焼き菓子店のスイーツをお返しにするつもりです。

デパ地下のブランドだと他の男性陣とかぶる可能性がありますし、選択肢が多くて迷いそうなので。それに、有名ブランドの商品を複数人分買うとなると、お値段も張ります。

近所のお店の商品を買えば他とは差をつけられるし、自分たちが普段から食べていて、美味しいのも分かっているので、人にプレゼントしやすいなと思います。それに好きな店の応援もできて一石三鳥!」(29歳/出版)

実直で賢い判断。近所に行きつけのスイーツ店を2~3店持っておくとよいかもしれません。さらに、一緒に買いにいけば夫婦の仲良し度・連帯感もアップするかも?

Case.2 ばらまき系チョコのお返し→クッキーを大量に手作り

「バレンタインデーに夫は、ばらまき系のチョコをたくさんもらっていました。お返し先が多いので、今年は手作りを検討しています。夫と子どもの家族3人でクッキーを作る予定です。

ラッピング用品も皆で選びにいき、一つずつ丁寧に包むのも、普段しないことなので楽しいですよ。家族で楽しめるし、『奥さんや子どもと手作りした』と言えば浮気防止にもなりそう。『家計を圧迫しないでセンスが良く、浮気もけん制できる』方法としておすすめです!」(36歳/サービス業)

お返しをする相手が多い、かつプチプラなチョコをもらった場合は、既成品ではなく手作りもアリ。予算が少ないぶん、一つの包装にたっぷり詰めてみては。夫婦円満度がにじみ出ることで、浮気防止になるというのも戦略的で二重丸ではないでしょうか。

Case.3 そんなに高くないチョコのお返し→美容関連品を渡す

「会社や取引先の女性へのホワイトデーには、スイーツではなく『よーじや』のあぶらとり紙をお返しするのが我が家の定番です。

冬に期間限定で登場する『柚子』の黄色いあぶらとり紙を選ぶと、レアで喜ばれますよ。私の母が父に入れ知恵していたのを見て育ったので、結婚した今、私もそれに倣っています。ただしこれは、ライトなチョコをもらったときに限ります。

高価なものをもらった場合は、それなりにお値段の張るモノを渡します。でも既婚男性にすごく高いチョコをくださる女性は、まあ、まずいないですね(笑)」(30歳/主婦)

「会社の女性たちへのホワイトデー=スイーツ」といった決まりはありません。受け取った女性が喜ぶものであれば何でもOK。そう考えれば、女性の必須アイテムともいえるあぶらとり紙は、重宝されること間違いなし。限定品を選ぶ心遣いも素晴らしいですね。

Case.4 意外とリーズナブルな高級チョコを選ぶ

「夫は近年、後輩や部下の女性からわりときちんとしたチョコをいただくことが多いんです。どうしようと聞かれたとき、『女性ウケするものがいいよね』とはアドバイスしておきました。一緒に買いにいくことはしませんでしたが、テーブルに転がしておいた女性誌を見て学んだのか、サダハルアオキやピエール・マルコリーニなど、高級感がありながらパッケージに入っている数が少なく、意外とリーズナブルなものを選んでいました。『センスが悪い』と思われるのが一番嫌みたいですね。

余談ですが、夫は分かりやすいタイプなので、ホワイトデーはお返しの内容で『今はこの女の子が気に入ってるのか……』と把握するいい機会です(笑)」(33歳/ライター)

一口サイズのチョコが2~4つ程度入ったコンパクトな商品なら、有名ブランドのものを選んでも、家計に大きなインパクトはなさそう。たとえ数は少なくても、女性がもらって心踊るブランドはあります。女性誌を渡して勉強してもらうといいでしょう。

今回は妻が選ぶお返しを紹介しましたが、「うちの夫は、妻に選ばせるのは奥さんに失礼な気がするから、と言って四苦八苦しながら自分で選んでいます」(35歳/公務員)、「選んでと言われたことはないけれど、もし言われたとしても自分のことは自分でやってほしいので手伝いません」(38歳/IT)という人もいました。このあたりは夫婦によっていろいろなようです。

バレンタインやホワイトデーが面倒くさいという人もいますが、イベントとして楽しもうと思えばそれなりに楽しく過ごせるもの。日頃の感謝を込めたお返しとして、納得のいくものを選びたいですね。

池田園子
1986年生まれ。ライター、編集者。楽天、リアルワールドを経てフリーに。IT、マーケティングなどに関する記事が多め。