やりたいことが本業とは限らない

やりたいことは、本当に本業でやらないといけませんか? お金は別のところで得られるようにして、豊かな気持ちでその「やりたいこと」をやってもいいはずです。時給換算から解放されれば、本業にしていないことでも、やれる時間は確保できるはず。

永田雄三『1000万円を貯めた女子100人がやったこと、やめたことリスト』(日経BP)
永田雄三『1000万円を貯めた女子100人がやったこと、やめたことリスト』(日経BP)

実際に転職した人の中には、

“年収の高い会社に転職するということは、忙しくなったり、頑張らなきゃいけないことが増えることだと思っていました。でも、違ったんです。正直に言うと、なんでこの仕事でこんなにもらえるんだろうというくらいもらっていますが、周囲の人もみんな同じ水準でもらっているので、こういうことなんだなーと。年収=自分の実力、というわけではなかったです”

と言う人もいました。

年収2000万円稼いでいる人が人間的にすごくすぐれていて、300万円の人がすべて劣っているかというと、絶対にそんなことはありません。

自分で自分の価値を決めつけず、収入や収入源を増やす方法を試してみてください。

副業で収入を得る場所、得る回数を増やす
永田 雄三(ながた・ゆうぞう)
ワイズアカデミー代表取締役社長

金融・投資コンサルタント。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大学卒業後、日本生命に入社。若くして部長職に就任し、1000万円以上の年収となるが、会社員として働くことに疑問をもち、さまざまな投資を経験後、独立。その後、女性を中心としたお金の学びの場「富女子会」を東京、大阪、山口に立ち上げる。口コミだけで瞬く間に会員数が250人を突破する。現在も「女性が5年で1000万円を貯める」をテーマに講演会を開催し、これまでにファイナンシャル・プランニングを行った女性はのべ5000人を超す。クレジット会社、不動産会社など、多角的に事業を展開中。著書に『富女子宣言 20代女子が5年で1000万円貯める方法』(幻冬舎)、『富女子の「お金」論』(主婦の友社)がある。