2012年4月25日(水)

東大医学部生が考案した「ゴースト暗算」が話題沸騰!

2ケタ×2ケタの計算が即座に答えられる

プレジデントFamily 2012年5月号

著者
大竹 聡 おおたけ・さとし
フリーライター

大竹 聡1963年、東京都生まれ。出版社、広告会社などを経てフリーライターになる。2002年に「酒とつまみ」創刊。現在14号まで刊行。『下町酒場ぶらりぶらり』『愛と追憶のレモンサワー』など著書多数。

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大竹 聡=文 交 泰=撮影
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暗算できる範囲はインド式の25倍以上

昨年、この日本に、世界的な発明ともいえそうな暗算法が誕生し、今、たいへんな話題になっている。

従来、日本の子供たちが9×9までなのに対してインドの子供たちは19×19までを頭に入れていることが、インドの数学やIT技術の優秀さの原因ともいわれてきた。しかし、日本に生まれた新しい暗算法では、インド式の25倍以上にあたる99×99までの答えを即座に見つけることができるのだ。

岩波メソッドゴースト暗算はテキスト1冊とプリント2冊がある。著者は現役の東大医学部生・岩波邦明さん。

「岩波メソッドゴースト暗算」。インド式では19×19までを単に暗記するが、ゴースト暗算ではその名の通り、丸覚えではなく暗算するという画期的なメソッドだ。

たとえば78×45をパッと見て答えが浮かぶ人はほぼいないと思うが、この計算が暗算で可能なのだ。メソッドの開発者である岩波邦明さんは日能研関東の協力のもと、小学3・4年生を対象に教えてみて、強い手ごたえを感じているという。

「小学校で九九を習うのは2年生ですが、九九さえできるようになれば、あとは足し算しか使わないのがこのメソッドの特徴です。だから小学3年生以上であれば誰でも始められるのですが、やってみるとお子さんたちの習得能力に驚きます。早いお子さんだと3時間ほどで、2ケタ×2ケタの暗算ができるようになり、6時間以内には全員ができるようになりました」

つまり、このメソッドを習得した子は、1×1から99×99までの暗算をマスターしたことになる。これはやはり、世界的な発明ではないか。事実、この暗算法の解説と習得のためのドリルをまとめた『6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算』(小学館クリエイティブ)は発刊から半年で26万部を超えるヒットとなっている。

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