住宅は投資対象として考える

お金持ちのタイプによって価値観が分かれるのが住宅だ。中でも「投資家タイプ」の住宅に対する考え方は独特。

「投資家タイプは家を投資対象として、投資したいかどうかで判断する傾向があります」

結果的に家を買わないケースも多いという。投資家タイプは家に夢や幻想を抱いていないことが多いのだ。

不動産を貸した場合に得られる家賃と物件価格で投資効率を計算する収益還元法で見ればわかりやすいという。

たとえば、物件価格1億円で買って自分が住まずに人に貸した場合、家賃が毎月40万円見込めるとしよう。

1億円を投資したら年間480万円の利益が得られることになるから、利回りは4.8%となる(図表2)。この利回りを基準に物件価格が安いか高いか判断する。

住宅の投資利回りの計算の方法

「自分の居住用物件であれば利回りは3~5%が一般的ですが、賃貸用物件であれば都心でも5~7%、地方なら10%を超えることも珍しくなく、ときには20%、30%という物件もあります」

であれば、利回りの高い賃貸用の不動産を購入して家賃収入を得たほうがいい。その家賃で自分の住む家の家賃を支払ってもお金が余る、そう考えるのが投資家タイプのお金持ちだ。