3.キーボード操作が軽快になるよう設定する

フォルダ選択や文字入力など、パソコンを使った作業のほとんどは、キーボード操作を通じて行われます。

一方で工場出荷時のパソコンは、キー入力からカーソル表示までの待ち時間が長く取られており、素早く入力しようと思えば、必然的にキーボードを連打しなければならないような設定になっています。

しかし、「文字が表示されるまでの待ち時間」を短く、「表示の間隔」を速く、に設定変更してやれば、キーボード操作は劇的にスムーズになります。

具体的な設定方法は、以下の通りです(図表3-1)。

スタート→設定→簡単操作→キーボード→キーボードのプロパティが開く→「表示までの待ち時間」と「表示の間隔」のボリュームボタンを右端まで移動→OK
キーボード操作が軽快になるよう設定する

いかがでしょうか? 設定後は、フォルダ選択や文字入力・セル移動などが明らかに軽快になったことに気づくはずです。

地味な技ですが、私が誰かのパソコンでこの設定を行うと、みなさん驚かれます。キーボード操作は他のどんな操作よりも高い頻度で使いますので、まだ設定していない人は今すぐ実施しましょう。

図表=岡田 充弘 写真=iStock.com