「新しいアイデアがあるならやってみろ」が井上氏の口癖である。店舗設計の担当者は、新店舗を設計するのに「(店内に水が流れるしくみなどの)今までにない新しいデザインに開店費用の10%を費やせ」と言われ、母の日用ギフト商品の企画を10カ月前から準備していたスタッフは、販売1カ月前に「まだほかにやれることはないか」と尻を叩かれる。

そこでスタッフが奮起するのは、パーク・コーポレーション代表取締役 井上英明氏の言葉の最後に「失敗してもいいから」の一言があるからだ。