ムーンフェイズといえども、厳格な検査が課せられる
「チェリーニ ムーンフェイズ」。エレガントなコレクション「チェリーニ」の新作は久方ぶりに登場のムーンフェイズ。ブルーのエナメルディスクが美しい。122年間は天文学的に正確性を保つ。ロレックス高精度クロノメーター。●18Kエバーローズゴールド。ケース径39mm。自動巻き。アリゲーター・ストラップ。255万円(予価)。今秋発売予定〈日本ロレックス〉

信頼を勝ち得るのは当たり前か

クロノメーターといえばロレックスといっても異論はないだろう。歴史的に何よりも品質・性能にこだわってきたブランドであるからだ。実用のための諸性能を徹底的に追求し、高い精度で、強い耐磁性、耐衝撃性などを備え、堅牢な時計づくりを実現してきたからこそ多くの支持を集めてきたのだろう。

2015年には自社の検査制度を再定義し、COSC公式認定を得たうえで独自に検査を実施。すなわち、「ロレックス高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)」はCOSCよりも基準が厳しいのだ。

特徴的なのは、COSCの検査がムーブメントのみ静止状態での検査であるのに対し、ロレックスの検査はケーシング後の腕時計の状態で、実際の装着を想定して検査する。精度、パワーリザーブ、防水性能、自動巻き等が主な検査項目だが、精度の基準を見ると、COSCが日差マイナス4~プラス6秒。ロレックスの場合はマイナス2~プラス2秒である。精度と信頼性において最高品質の時計づくりを目指すというポリシーに嘘はない。