昨年11月の発売以来、非常に好調な販売実績を重ね続けているノートパソコンがある。日本HPが究極のモバイルを目指してつくり上げた「HP Spectre 13 x360 Limited Edition」だ。(以下、「Spectre 13 x360」)人気の秘密は、いったいどこにあるのだろうか──。

パソコンを購入する際、いったい何を基準にするだろうか。処理速度やストレージ容量、拡張性……。一つ一つのスペックは確かに重要だ。しかしもし、あなたが鞄や靴など、自身の持ち物にこだわっているのなら、パソコンでも“所有する喜び”を感じられる逸品を選びたいとは思わないだろうか。

日本HPから発売された13.3インチのプレミアムモバイル「Spectre 13 x360」は、まさにそんな気持ちに応えてくれる最新のノートパソコンだ。


最薄部15.5mmの側面部分のカラーには、カッパーを採用。天板のアッシュシルバーとの対比が美しい。

実物を目にして、まず感じるのは、そのデザインの上質さである。ダイヤモンドカットメタルのHEWLETT PACKARDロゴが印象的な、アッシュシルバー(黒色)のアルミ削り出しボディは、プラスチックボディとは大きく異なる洗練された印象を受ける。また、薄さが際立つカッパー(銅色)の側面部分は、アルマイト加工が施され、渋く輝く様子は、うっとりするほどの美しさだ。

日本HPの岡﨑和行氏は、その開発コンセプトについて、次のように言う。

「エグゼクティブといわれる方の多くは、常に身に付けるもの、身の回りのものに気を配っています。なぜならそれらが、ご自身の“美意識”や“価値観”を表現するものだから。Spectre 13 x360は、まさにそうした考えを持つ方々に満足してもらうことを目指して開発されました」

岡﨑和行●おかざき・かずゆき
株式会社 日本HP
パーソナルシステムズ事業本部
コンシューマービジネス本部
コンシューマー製品部
プロダクトマネージャー

アルミ製の薄型ボディと聞くと、耐久性を気にする人もいるかもしれないが、その心配なはい。日本HPでは、今回のリリースにあたって独自の天面加圧試験を行っているが、Spectre 13 x360は300キログラム重を問題なくクリア。これなら満員電車で鞄が押されても大丈夫だ。

もちろん、このパソコンの魅力はデザイン性や堅牢さだけではない。「実際にご使用いただいて、何より利便性を実感されるのは、やはりあらゆるシチュエーションに対応する4つのモードでしょう」と岡﨑氏。Spectre 13 x360はヒンジ部分が360度の可動式であるため、次ページの写真のとおり、さまざまな使い方ができるのだ。ウェブサイトの閲覧、メールチェック、書類作成、動画視聴──いま自宅では、その用途に合わせて複数のデバイスを使い分けている人も多いはず。それがSpectre 13 x360なら一台で済んでしまう。当然、家の中だけでなく、旅先や近所のカフェなどへ気軽に持ち出すことも可能。まさに、あなたに寄り添うパートナーとして、常に携えるに値するノートパソコンなのだ。