2023年9月25日・26日の2日間にわたり、有楽町の東京国際フォーラムにてPRESIDENT創刊60周年記念「未来創造フェスティバル」を開催しました。多くの方にご来場いただき、盛況のうちに終了したイベントの様子をいち早くお伝えします。

2日間合わせて3000人以上の方がご来場!

本イベントは東京国際フォーラムのホールB5・B7の2会場にて開催しました。この2日間には、株式会社刀・CEO、マーケター、戦略家の森岡毅氏、一橋ビジネススクール・特任教授の楠木建氏、独立研究者、著述家、パブリックスピーカーの山口周氏、衆議院議員、デジタル大臣の河野太郎氏、公益社団法人経済同友会・代表幹事の新浪剛史氏、経済学者、データ科学者の成田悠輔氏などそうそうたる顔ぶれの皆さまにご登壇いただきました。

チケットは事前に座席を確保できる有料の「プレミアム席」と、無料でご参加いただける「一般席」をご用意。他ではなかなか見られない豪華な登壇陣への期待は高く、プレミアム席・一般席ともに完売となった講演もございました。

プレジデント社代表取締役社長・鈴木勝彦の開会挨拶をはじめに、イベント全体がスタート。以下4つのテーマで、2つの会場〔ホールB5(5階)とホールB7(7階)〕にて、2日間に分けて講演を実施しました。

タイムテーブル
※9月25日の森岡氏の講演タイトルは「“象使い”のリーダーシップ」に変更になりました。
プレジデント社・代表取締役社長 鈴木勝彦より開会挨拶
プレジデント社・代表取締役社長 鈴木勝彦より開会挨拶

また、ホール外にて来場者の方が楽しめる工夫として、まるで雑誌『PRESIDENT』の表紙に登場したかのような写真が撮れるフォトスポットを設置しました。講演の合間に写真を撮影する参加者の方も多くいらっしゃいました。

フォトスポット

PRESIDENTだから実現できた豪華登壇陣の講演!

各界で注目を集める著名人の方々にご登壇いただいた本イベントの講演をいくつかピックアップし、時系列でお伝えします。

★1日目

ホールB7では、1日目に「リーダーシップの最新常識~今すぐ変えるべきこと」というテーマで、「リーダーシップ」をテーマに各登壇者にお話しいただきました。特に盛り上がりを見せたのが株式会社刀・CEO/マーケター・戦略家の森岡毅氏の講演です。プレジデント社のイベントへの森岡氏の登壇は3年ぶりで、事前告知の開始時から人気が高く、参加者の期待が大きい講演でした。マーケターとして数々の実績を出している実力者であり、多くのビジネスリーダーの支持を受ける森岡氏。今回は「“象使い”のリーダーシップ」と題し、ご自身が実戦してきた考え方についてわかりやすくお話しいただき、参加者を一気に引き込みました。

森岡毅氏の講演

ほか、1日目のホールB7では、PRESIDENT Online ACADEMYでも人気の高い一橋ビジネススクール・特任教授の楠木建氏が株式会社ワークマン・専務取締役/土屋哲雄氏と、コクヨ株式会社・代表取締役社長/黒田英邦氏それぞれにおこなった対談をはじめ、雑誌『PRESIDENT』編集部プロデュースならではの、ビジネスリーダーを熱くする内容をお届けしました。

ホールB5は「文系人間でもわかる『AI・ChatGPT』入門」をテーマに、AIの最先端をいく方々にお話しいただきました。最初の講演は株式会社ELYZA・取締役CMOの野口竜司氏。講演の中では実際に参加された方が、「文系か理系か」「AIが得意か」「自分でもAIを使っているか」など、質問を投げかけ、会場を巻き込んでお話しされました。また、AIをもっと活用したい方に向け、役立つプロンプト(指示文)なども共有いただきました。参加者からの質問を受け、壇上でAIに質問を入力し実際にどのように回答するのか、その様子をデモンストレーションするなど、AIをテーマにしているからこその展開でした。

野口竜司氏の講演

ほかの登壇者の方も異なる切り口で「AI・ChatGPT」についてお話しいただきました。ビジネスや社会全体に浸透しつつある「AI」。自身のビジネスや生活に「AI」を活用したいと考える参加者を後押しし、明日からすぐに生かせるヒントになる講演内容でした。

★2日目

ホールB7は、「日本の『難題』を解決する私たちのアイデア」というテーマで、日本全体やビジネスリーダーをはじめとしたビジネスパーソンが抱えるさまざまな「難題」を解決するヒントになるようなメッセージをお届けしました。2日目のトップバッターは、デジタル戦略の最前線で改革を進める河野太郎デジタル大臣。日本の最大の課題の1つである「デジタル化」。「先送り」にせず課題解決を進める河野氏のお話に刺激を受けるビジネスリーダーも多かったと思われます。

河野太郎デジタル大臣

ホールB5は、「地球目線で考える『SDGs』の現在」と題し、最初の講演では俳優・気象予報士の石原良純氏にご登壇いただきました。「気象予報士」ならではの視点と、身近な事象を例に話すわかりやすさが印象的だった本講演。「地球環境」がテーマと聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、石原氏のユーモアある語り口調で、参加者の方が「環境」「SDGs」について楽しく考えるきっかけになるような講演になりました。

石原良純氏

2日間開催されたイベントのトリを飾ったのは、ホールB7で実施した公益社団法人経済同友会・代表幹事の新浪剛史氏と経済学者、データ科学者の成田悠輔氏の対談です。海外にお住まいの成田氏はなんと今回の講演のためにアメリカからリモート参加いただきました。本イベントが初顔合わせとなるお2人には、「日本経済再興」というテーマでお話しいただき、成田氏の鋭い切り口の質問に、経済同友会のトップとして真摯しんしに答えていく新浪氏。2人の熱い議論に多くの参加者が聞き入っていました。

新浪剛史氏と成田悠輔氏

最新情報に敏感なビジネスリーダーたちを刺激する各社がご協賛!

今回のイベントは、計11社にご協賛いただきました。そのうちいくつかの協賛企業の方には各会場のテーマに関連した内容で企業講演を実施いただき、各会場のテーマに関連した内容でご講演いただきました。基調講演と同会場で実施する「企業講演」は、参加者の熱量が高い状態でおこなえる構成になっており、情報感度の高い参加者に企業様の思い、ビジネスリーダーに役立つ情報を届けられる時間となりました。

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社、株式会社アルヴァスデザイン、サノフィ株式会社、Sky株式会社、株式会社チャーム・ケア・コーポレーション、東京商工会議所、日本たばこ産業株式会社、株式会社Hacobu、株式会社ヒューマノーム研究所、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社三菱総合研究所(50音順) 計11社
未来創造フェスティバルご協賛企業

協賛いただいた中から、東京商工会議所様とSky様の協賛事例を紹介します。

東京商工会議所様は、企業講演と会場展示を実施。企業講演では、早稲田大学ビジネススクール・教授の入山章栄氏にお話しいただきました。「“正解がない時代”のマネジャーの役割」と題し、「マネジャー」や「リーダーシップ」についてアカデミックな視点での講演となりました。業績が良い人がプレーヤーからマネジャー(管理職)になる際には、学び直しが必要というメッセージがありました。また、会場展示ではホールB7の出入り口付近に、展示ブースを2日間設置しました。入山氏の講演もあり、講演後には多くの参加者がブースに集まり、「ビジネスマネジャー検定」の詳細について聞かれていました。

展示ブースの様子
展示ブースの様子

同じく協賛社のSky様は企業講演のみをおこないました。「身近な名刺情報から始める営業力強化のDX」と題し、ICTソリューション事業部 執行役員の金井孝三氏がご登壇。営業情報の宝の山である名刺情報のデジタル化を、自社の企業価値向上につなげていくヒントをお話しされました。

金井孝三氏

詳細は後日誌面でレポート予定!

本イベントは『PRESIDENT』2023年11月24日発売号にて詳細にレポートします。プレジデント社では今後もセミナーやイベントを開催してまいります。プレジデント社主催のイベントにご興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。