ビジネスファッションのカジュアル化が進んでいる。どこまでのカジュアルが許されるのか、迷う人もいるだろう。そこで「プレジデント ウーマン」では、最低限のマナーをクリアし、PCを楽々持ち運べ、デザイン性も妥協しないお仕事リュックを開発した——。
通勤風景
写真=iStock.com/JulieanneBirch
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DX時代に働く女性たちのバッグの選び方

ビジネスシーンでは女性たちはどんなバッグを使っているだろうか——。

働き方が一気に変化したコロナ禍、ビジネスファッションにも変化の波が押し寄せている。「コンフォタブル(快適さ)」を追求し、スーツもシューズもカジュアル化が進み、より動きやすい素材やデザインへと変わっている。

スーツやシューズがカジュアル化すれば、ビジネスシーンで使うバッグもよりカジュアルなものへとシフトしていく。働き方も出社とリモートワークのハイブリッド型に変化し、働く人の多くにPCの持ち歩きが必要になった今だからこそ、働く女性たちのバッグの選択肢も広がっている。

とはいえ、カジュアルすぎる布やナイロン製のバッグ、個性的で奇抜なバッグをメインに使用するのは、自身の印象管理はもちろん、ビジネスマナーの観点から考えても使いにくい。

では、最低限のマナーを押さえたビジネスバッグの条件とは何だろうか。

文書用ブリーフケースを持つビジネスウーマン
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たとえば、「クライアント訪問時、応接室や会議室ではバッグは自分の足元に置く」。どんなバッグであってもバッグをテーブルの上に置くのはマナー違反。訪問先でバッグをいきなりテーブルの上にドカッと置く人はいないだろうが、自分の隣の空いている席や、自分が座るイスの背側に置く人はいるかもしれない。間違いではないものの、本来、「ビジネスバッグは足元に置く」ことを善しとしていることを忘れないでおこう。

働く女性が最初に選ぶべきは高級感のある「自立する」バッグ

床置きを前提とするビジネスにふさわしいバッグの第1の条件は、

床に置いても倒れない“自立するバッグ”

床置きで自立するには、ある程度の大きさはもちろん、素材感も大切。

フニャッとした布やナイロンのバッグでは、床置きにした際、必然と倒れてしまう。倒れたバッグは、相手からすれば、まるで床に放り出したように見え、意図せずに、“だらしない人”という印象をもたれる危険がある。もちろん、最初は立てたつもりでも、会議中にバタッと倒れてしまうものもNG。床置きした際に美しく自立するバッグは、それこそ、もつ人への信頼感はもちろん、その人自身を美しくみせてくれさえもする。

第2の条件は、“見た目の高級感”

自立する点からみても、素材は革のようにハリ感があるものをチョイスするのが正解だろう。キャリア女性であればなおさら、合皮よりは本革を選びたい。ただし、いくら本革で高級でも、ひと目で「どこのブランド」なのかわかるようなタイプは避けたほうが無難。本革の高級感は、目の肥えた相手であればひと目で“いい素材”だとわかるし、ていねいにつくられたものは、それだけで品格が備わっているもの。バッグのブランド名で勝負するよりも、持つ人の品をバッグに添えることが大切だ。

Awesome
撮影=小林美菜子
Awesome

第3の条件は、“A4が折らずに入る大きさ”

革素材で自立するとはいえ、あまりに小さいハンドバッグもビジネスには適さない。小さなバッグを床置きにすれば、モノを“ぞんざいに扱う人”のような印象を与えてしまいがちだし、特にクライアント訪問時はこうした小さいバッグは避けたいもの。

現在、日本企業では書類はA4サイズが基本。小さすぎるバッグでは相手が差し出した書類を収められないため、帰り際に相手の目の前で折りたたみ、小さなバッグへ押し込んだり、書類をむき出しで持ち歩くことになったり……こうした行為は“失礼な人”といった印象を与えかねない……。

相手から受け取る書類は、折ったり曲げたりするのはNG。A4サイズの書類を折らずに収納できる大きさは必須といえそうだ。

変化したマナーに合わせてバッグも賢く使い分け

ビジネスで使えるバッグのタイプも広がりを見せている。

かつてのビジネスマナーでは「リュックサックはNG」とされていたが、男性の間では近年、リュックサックはビジネスアイテムとして確立している。

プレジデント ウーマン編集部で実施した“現代のマナー”に関するアンケート調査でも、「ビジネスでリュックはNG」という考え方は、もはや前時代のマナーと化していることがわかった。さらに、「T.P.OをわきまえればOK」「カジュアルに見えないこと」「その人のスタイルに合っていること」などの条件をクリアすれば、男女問わず、ビジネスでリュックを使用することはなんら問題ないという人が大半を占めた。

「リュックはNG」というビジネスマナーをどう思いますか?

では、なぜビジネスリュックが働く女性に浸透しなかったのだろうか——。

その理由を推察すると、キャリア女性にふさわしいビジネスリュックがなかったからだろう。

女性向けのリュックサックといえば、小さめでかわいいデザインか、年配向けのデザインが多い。大容量ならスポーティーなものやカジュアルなものが多くなる。そのほとんどがビジネスシーンに即したデザインや素材ではないので、到底スーツには似合わない。

重い荷物を運ぶからといって、スポーティーなナイロン製のリュックでは、カジュアルすぎてクライアント訪問時には使えない。かといって、リュックサック以外のバッグでは、バッグの2つ持ち、3つ持ちになることもあり、増えるほどに荷物の重さが肩や腕にのしかかる……。

そんなキャリア女性たちの状況を解決するのが、ビジネスの場でも使える「理想のリュックサック」だ。

快適さもマナーもかなえるリュックサックが誕生

キャリア女性が持つべきバッグの3つの条件である、

1)会議室や応接でも床に自立し、2)見た目の高級感をかなえ、さらに、3)A4書類も折らずに入る、PCも書類も入る大容量の収納力を持つリュックサックであれば、腰への負担を軽減でき、しかも、ビジネスシーンで使えるはず。

しかし、こうした条件をかなえるリュックサックはこれまでなく、働く女性たちは、デザインをあきらめたうえ荷物の重ささえもガマンして大容量の男性用ビジネスバッグを使っていたこともわかった。そんな状況を踏まえて登場したのが、上記の3条件をかなえるリュックサック「PW(ピーダブリュ)」だ。

リュックサック「PW」
撮影=ササキヨシヒロ
リュックサック「PW」

ビジネスマナーを押さえた女性向けビジネス用「リュックサック」が見つからず、「カジュアルなリュックは、ビジネスにはそぐわない」と、リュックサックの使用を控えていた多くのキャリア女性たちにとって、3つの条件をかなえるリュックサックの登場は、「重さが軽減されてPCの持ち運びがラクになった」という声に代表されるように、女性たちの通勤スタイルに快適さをもたらしている。

DXが加速した今、通勤スタイルはよりカジュアルに、よりコンフォタブル(快適さ)が求められる。「理想のお仕事リュックサック[PW]」は、マナーも快適さもかなえたいキャリア女性たちにとっての、DX時代にふさわしいビジネスアイテムであり、「クライアント先へも躊躇せず使える」と、多くの働く女性に支持されている。

オフでも使える女性らしいリュック

オンもオフも自分らしく生きたいキャリア女性たちにとって、ビジネスアイテムさえも自分らしく選びたいという声は多い。

その日のファッションに合わせて替えたいという女性もいるだろう。ビジネスバッグをいくつも揃えるのは大変だから、オンでもオフでも使えるタイプを持っておくと便利だろう。

カジュアル化したビジネスシーンで映えるのは、よりやわらかな印象のバッグ。とはいえ、あくまでもビジネスを主体に考えれば、PCやA4書類が収納できるものを選びたい。その日の打ち合わせ相手が、IT系やマスコミ、アパレル系など比較的ファッションが自由な企業の場合や、クライアント訪問がなく、荷物が比較的少なくてカジュアルな装いでいい日には、カチッとした印象のバッグよりも軽快でおしゃれなものが似合う。

快適さを第一に考えれば、もはやリュックサックはキャリア女性にとっても手放せないアイテムの1つになっている。

先に紹介した「PW」は、男女兼用で使えるカッチリとしたスクエアフォルムが自慢のデザインだが、あえて、女性らしさを強調したいというキャリア女性にご紹介したいのが、この「PW Plume(ピーダブリュ プルーム)」だ。

PW Plume
撮影=浅井佳代子
PW Plume

より軽く、よりエレガントな印象のリュックサックは、オンでもオフでも使いこなせる。カジュアル化したとはいえ、ビジネスシーンではまだまだスーツもバッグもダークな色味が多いからこそ、あえて明るい色のバッグやリュックを差し色感覚で持ってみるのも手。

ビジネスシーンではファッションのカジュアル化も加速している。「黒が好ましい」とされていたビジネスバッグのマナーも変わりつつあるからこそ、バッグ選びにも新しい感覚を取り入れたいもの。

自宅やシェアオフィスでのリモートワーク、そして出社と、その日の働き方を自分で決めるように、通勤にバッグかリュックサックかを選ぶのも自分自身。これからのキャリア女性には、その日の予定やファッション、さらに訪問先企業の業種に合わせてふさわしいバッグを賢く使い分ける力も必要だろう。

PW
撮影=小林久井(近藤スタジオ)