毎日のスーツ姿に満足していますか?
管理職が多いPW世代のお仕事服といえばスーツ、もしくはジャケットの着用が多いと思いますが、同時に「仕方がなく」スーツを着ている人も多いというのが実情。その理由としては「いつも変わり映えしない」「どことなく地味」「新人となんら変わりがない」という声が多く聞かれます。
確かにスーツというのは、何着か持っていればコーディネートの手間が省け、朝の時短にもなりますし、仕事上ではどんな場所に行っても外すことはありません。ある意味“楽”なアイテムです。けれどそのぶん、どんな人が着ても大抵同じような仕上がりになり、まるで制服のように決まりきった装いでは……モチベーションが上がりませんよね。
通常ビジネスにおいてはそこまで個性を押し出す必要はないのかもしれませんし、「仕事服にトレンドやおしゃれはいらない」と言いきるスタイリストもたくさんいます。けれど、どことなく気分が乗らない服を毎日着て、四六時中満足できない自分がいるとしたら……それは自分にとっても、そして仕事をする相手にとっても心地のいい装いを考えるべきタイミングなのかもしれません。
一方で、着こなしまでも仕事の武器と考えるビジネスパーソンにとってみれば、自身の満足度を追及するがあまり、その場で浮いたり、周りを不快にしたりするような装いは絶対に避けたいところ。
きちんと感や清潔感はキープしたまま、パッと見の印象でも仕事を安心して任せられる、かつセンスのいいおしゃれのポイントはどこにあるのでしょうか?
キャリアにふさわしい装いをつくる3つの方法
スーツを地味に見せない方法は大きく3つあります。
ひとつはジャケットのインナーをシャツではなくブラウスにシフトすること。コットン素材のさらっとしたものよりも、シルクなどのとろみのある素材を選べばよりエレガント。さらにはVネックにするのか、ハイネックにするのか、もしくはボウタイブラウスにするのかでも印象は大きく変わります。ジャケットより明るい色を選べば、着こなしに奥行きも出ます。
ふたつめは、バッグや靴などの小物使いに気をつけること。ベーシックなスーツに合わせる靴やバッグなどの小物は、上質であることが重要。たとえばバッグなら、本革でも荷物をたくさん入れることで型くずれしてしまっていたり、外出先で増えてしまった書類が入らないからと、生活感たっぷりのエコバッグと2個持ちしたりするなどNG! 靴も、スーツに合わせて同じようにシンプルすぎるものを選ぶと、まるでリクルートスタイルのような見映えに。適正価格を投資して、上質かつエレガントな一足を厳選しましょう。型押しやバックル付きのデザインで上品なアクセントを意識するのもオススメです。
そして管理職にふさわしいスーツの着こなしを極めるために欠かせない、3つめのポイントはジュエリー。仕事中につけるジュエリーは、当然ですが高価でありさえすればいいわけでもなく、あまりに華美では悪目立ちしてしまいます。けれど、抑えすぎては地味になる……。スーツスタイルのさりげないアクセントとして寄り添い、センスのよさを発揮してくれるジュエリー選びは、意外と難しいものです。
程よい存在感と大人の余裕を感じさせるジュエリー使い
スーツに合わせるジュエリーとしてよく見られるのは、華奢でプレーンなデザインのピアスやネックレス。もちろん悪くはないのですが、ある程度投資したスーツやバッグに対し、存在感がなくどこか物足りないのが本音。はっきり言って着けていてもいなくてもほぼ印象が変わりません。
そんなふうに「何もしないのは寂しいから一応」という気持ちで着けている“義理ジュエリー”は、管理職という立場においてはちょっぴり力不足。あなたの能力を最大限にアピールしてくれる広報担当として任せるには不安が残ります。
そこでオススメしたいのが、伝統と今っぽさを併せ持つ大人のジュエリー。人気のデザインでありながら、素材の組み合わせやカラーリングで品のいいトレンド感も伝わるアイテムをチョイスすれば、スーツになじみながらも華やかさとセンスのよさを醸し出してくれるでしょう。
小さな面積ながら身につける人を輝かせてくれるジュエリーは、素敵なお仕事服をつくるためには絶対に欠かせない名脇役なのです。
今月の名品
フレッドのシャンス アンフィニ
自らの可能性を追求するために、未来に向かって進む女性のためのラッキーチャームとして愛される“シャンス アンフィニ”に、この秋ダイヤモンド&ルビーシリーズが仲間入り。無限や永遠を表すレムニスケートを連想させるモチーフが、唯一無二の個性とエレガンスを主張して。
※価格はすべて税抜きです。